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ひまわり (1970)

I GIRASOLI/SUNFLOWER

監督
ヴィットリオ・デ・シーカ
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4.25 / 評価:718件

音楽が効果的

  • mottainainer さん
  • 2018年3月9日 14時06分
  • 閲覧数 1633
  • 役立ち度 4
    • 総合評価
    • ★★★★★

心に残るシーンが3つある。

一つ目は、ひまわり畑の説明シーン
あの下には、戦争の犠牲になり、ドイツ軍によって大きな穴を掘ってまとめて葬られたったソ連・イタリア・ドイツの兵士とソ連の農民が眠っているという。その広大な共同墓地に花を手向ける意味で、ひまわりが植えられている。
「ひまわり」を植えたというところに、明るい未来への希望が感じられた。

二つ目は、夫とを再び見た後、新しい家庭を築いていることを知って、列車に飛び乗り号泣する妻のシーン
その後、夫はイタリアを訪れ、やり直そうと元妻にもちかけるが、妻は互いの子供の幸せを考えて別れることを決める。そこに、男女の性差を感じた。

三つ目は、ロシアの広大な雪原を歩くイタリアの敗兵だち
ロシア戦線の過酷さを思い知らされた。ナポレオンの失敗に学ばないヒトラーとムッソリーニはバカだ。

気の強いジョバンナと温和なマーシャという二人の奥さんの対照的な性格を際立たせていたのが面白かった。

ロシアの貿易省の職員が人捜しに同行してくれるなんてことは本当にあったのか? アントニオが倒れていた雪原は人が住んでいるようなところだったのか?というような、できすぎ感もあるが、戦争に出た夫が瀕死の重傷を負って倒れているのを現地の人に助けられて住み着く話は意外とあったのかもしれない。それは、極限状態を体験していない人に、その是非を問えないものなのだ。

戦争で得るものは悲しみだということを学びました。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 悲しい
  • 切ない
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