101匹わんちゃん (1960)
ONE HUNDRED AND ONE DALMATIANS
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子犬は15匹だったのか・・・
- ぶりばり さん
- 2008年5月4日 22時41分
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舞台はロンドン。
ダルメシアンのポンゴの飼い主は売れない作曲家ロジャー。彼もそろそろ身を固めないといけない年頃でした。
そんな心配をしていたのは、本人ではなく犬のポンゴの方。早速、ポンゴは犬を連れて散歩する人物を窓から物色しはじめます。
犬が飼い主に似るのか、飼い主が犬に似るのか?不思議なもんですが、パディーダというダルメシアンを連れた理想の女性(アニータ)を発見します。
作曲に没頭する飼い主の時計を進めてまで、散歩に誘うポンゴ。いつも散歩の時間が決まってるんですね。
もちろん向かう先は彼女達が向かったであろう公園。そこで、お目当ての彼女達を見つけ、いろいろとチョッカイを出す作戦の始まりです。
そうそう、『わんわん物語』と同じく”犬の視点”で作られております。
結果、それが素敵な出会いとなり、飼い主の2人はめでたく結婚。ココまではあまり重要ではないんですね。
重要なのは、主役のポンゴとパディータの間にも子犬が産まれたことです。しっかり自分もうまいことやってるというしたたかさ。
でもまあ、飼い主同士が結婚し、その飼ってた犬同士にも子犬が産まれるなんて、素敵な話じゃないですか・・・。
産まれた子犬の数は15匹。えっ?101匹じゃないの?(←そんなに産めるわけないって)
郊外にはクルエラって女性が住んでいました。
このクルエラが『リトルマーメイド』に出てくるアースラのように悪いヤツでして、犬の毛皮でコートを作ろうとしてるんです。趣味悪いねん!
執拗にロジャー夫婦に話を持ち寄って来ますが、2人はもちろん断ります。
そうなったら強行手段しかありませんよね。カワイイ15匹の子犬達はクルエラの手下どもに誘拐されてしまいます。
しかし、父親のポンゴは犬の遠吠えという通信網を持っていました。居場所を突き止めたポンゴとパディータは遠くまで救いに駆けつけます。
これがまた意外と遠い。雪も積もってるし。
どうにかアジトにたどり着けたのですが、なんと!そこには他に84匹ものダルメシアンが捕まっているじゃないですか!
ちょっと待てよ・・・84+15+2=???ん、なるほど「101」という計算ですね。
そこからが、超団体様の脱出劇といいますか、冒険と言いますか、追跡をかわしながら、無事に飼い主の所まで帰ることが出来るのか?ってストーリー。
雪の中を足跡を消しながら逃げる、牛や馬や猫の協力を得て逃げる、ススをかぶってラブラドールになり逃げる(黒く体を染める)。
なにせ、101匹もの大所帯ですから大変です。1匹でも見つかることは許されません。
ディズニーですから、もちろん無事に全101匹はロジャー夫婦の下に帰ることが出来ました。
しかし、101匹ものダルメシアンを養うことが出来るの?って問題が・・・。
そこもディズニー、心配いりません。
ロジャーには、作曲中の曲があったんですよね。
そのタイトルも「クルエラ デビル」。
皮肉たっぷりの歌だと思うのですが、大ヒットとなり・・・・。
つまり、そういうことです。
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