あらすじ・解説
解説:allcinema(外部リンク)
作品レビュー(62件)
- yka********
1.0点
ネタバレ見なくていい
このレビューにはネタバレが含まれています。 - NaNa
5.0点
『昼顔』(1967年) : 内容は、若妻のセヴリーヌ(カトリーヌ・ドヌーヴ)が夫で医者であるピエールに内緒で、2時から5時まで「昼顔(Belle de jour)」という名前で娼婦として働くことになります。しかし、客のマルセルという殺しの前科のある男がセヴリーヌに本気になってしまい…というものです。 カトリーヌ・ドヌーヴの主演作品と、イヴ・サンローランが衣装デザインを手がけたというので見ました。 50年以上前の作品ですが古さを感じさせず、冒頭の馬車の映像から引き込まれ、100分間飽きずに一気に鑑賞しました。 なんといってもカトリーヌ・ドヌーヴがとても美しいです。 イヴ・サンローランの衣装や靴も素晴らしい仕事をしていて、セヴリーヌの美しさが際立っています。段々と娼婦の仕事に慣れて、肝が据わり煙草を吸うようになった後も、衣装が品位のよさを保っています。 内容が内容なため、彼女が白いランジェリー姿になったり裸になったりしますが、あくまで上品に映していて、嫌ないやらしさはほとんどありません。 音楽が一切使われず、その代わりに冒頭、中盤で2回、そしてラストで鳴る鈴の音が耳に残ります。 これが気になって、本編を2回、ラストのおよそ3分間を5回繰り返して見ましたが、鈴の音、馬車が何を表していたのかよく分かりませんでした。
- mik********
3.0点
カトリーヌ・ドヌーヴさんの人妻らしい美しさとブニョエル監督のシリアスさが融合しているね。シリアスなドラマながらも、ラスト15分がサスペンス風ながらも中身が濃い表現さがあった、100分でした。
- nob********
1.0点
見る価値無し!時間の無駄!お馬鹿女優の典型!以上!
- とみいじょん
2.0点
フロイト・ユングの影響を受けていて、『8 1ー2』と基本的コンセプト(夢・妄想・深層心理と現実のないまぜ)は同じなのかしらんとか、当時としては斬新だったのだろうなとは思うものの、『8 1ー2』に比べて、映画の中に入り込めない。 すみません。良さがわかりません。 ドヌーブさんは、ビスクドールのように美しい。胡粉もとい白粉を塗りまくっているのだろうかと注視してしまうほど。でも、初々しく柔らかみのあった『シェルブールの雨傘』に比べると、骸骨顔で今一つ。後半いろいろな表情が出てきて人間らしくなるが。 ヌードの後ろ姿は、しまるところ、豊かなところのラインに驚愕。でも、バレエ等をやっている人に比べると、筋肉が引き締まって美しくというのではなく、ちょっと垂れているところもある。それを柔らかみととるかどうかという好みに分かれるかな。 あと、ローレンさんやヘップバーンさんに比べると意外に歩く姿とかが不作法。場末の踊子みたい。あんまり”気品”を感じないのも好みの問題か。 それでも、イブサンローラン氏の服等を身にまとった姿は美しい。ギリシャ神話のアンドロメダのごとくに縛られた様や、白雪姫か眠れる森の美女をモチーフにしているのかと思うシーンとか。まるで、ドヌーブさんの動画写真集(PVとも微妙に違う)かと思いたくなるような映像が続く。 理想的な、幸せそうな美男美女のセレブカップルが壊れていく。しかも、外部からの要因ではなく、二人の関係性・欲望によって。観客のスキャンダル的な好奇心を満たす展開。 美しい妻を手に入れたことに安心し、仕事上での人間関係作りや仕事に夢中になって、妻の気持ちに無頓着で、己の要望・期待を妻に押し付けるだけの夫。 子どももおらず、家事もメイドに任せられ、享楽的に時間を持て余し、自分の存在があいまいになっていく、人形のような妻。 という、二人の関係性は想像できるが、表面的にしか描かれない。二人がどうやって知り合い、恋をして結婚したのか。妻は結婚前に何をしていたのか。世間を知らない深窓の令嬢が親の薦めるままに結婚したような、お人形カップル。 だから、時折挟まれる妄想にも、妻の昼間の行動にも、まったく説得力がない。 知人が通っていた娼館で働くのは、密やかな破壊願望?アンリへの反動形成だった”愛”がなせる業?単に見通しが甘すぎた? この行為がばれる過程も、ドキドキはするけれど、表面的にさらっと流れるだけ。 だから、気持ちがついていけない。物足りない。 この監督作品は初めて。いろいろな方のレビューを読むと、細部にこだわりがある作風らしい。ここで馬車?ここで猫の鳴き声? でも『8 1ー2』はくらいついて読み解きたくなるけれど、この映画は1回見ればいいや。
スタッフ・キャスト
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受賞歴
ヴェネチア国際映画祭第28回