ここはフランス映画「昼顔」のレビューです
- pin***** さん
- 2018年8月6日 18時54分
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ここからが本題。
本作は目で楽しむ映画ですね、解釈はひとまず横に置いて。
ベルイマンならシャープさに包まれたドロドロを、フェリーニなら混沌とした猥雑さを目で楽しむように、本作の目で楽しむポイントはエレガントさ。
撮影:「去年マリエンバートで」「24時間の情事」でアラン・レネと組んだサッシャ・ヴィエルニ
衣装:イブ・サン=ローラン
出演:ドヌーブとミッシェル・ピコリは同年公開の「ロシュフォールの恋人たち」でも共演
これをスペイン生まれで後にメキシコに帰化するルイス・ブニュエルが「これぞフランス映画」という風に仕上げます。
風景・馬車・その他小道具に至るまでエレガントです。
妄想について言えば、本作は男性監督が想像した女性の妄想。
女性監督が、女性の過激な妄想(というか本音?)をバシバシ映画化している昨今。
今の時代に本作を観ると、(ささやかすぎて)ほほえましさすら感じるのは私だけ?
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