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拾った女 (1953)

PICKPOCKET/PICKUP ON SOUTH STREET

監督
サミュエル・フラー
  • みたいムービー 6
  • みたログ 28

4.29 / 評価:7件

アメリカの北林谷栄=セルマ・リッター

  • bakeneko さん
  • 2019年1月15日 7時58分
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

国家機密に関するマイクロフィルムを掏ってしまったスリの青年と運び屋の女性のロマンス+共産主義スパイとの対決を描いたクライムサスペンスで、街の情報屋に扮したセルマ・リッタの名脇役振りにも注目であります。

チャールズ・ウィルフォードの傑作『拾った女』とは全く別物の、何でこんな邦題を付けたのか不思議な作品で、原題:Pickup on South Streetは“(サウスストリート(マンハッタン海岸通り)でのスリ“であります。

スリのスキップ(リチャード・ウィドマーク)はNYの地下鉄でキャンディ(ジーン・ピータース)という娘のバッグから財布をスリ取った。その中にはソ連に売り渡す国家機密のマイクロフィルムが入っていて、アメリカ国家警察、NY市警、共産主義スパイが躍起になって争奪戦を繰り広げるが、スキップとキャンディは惹かれてゆき…というお話で、サスペンスに恋愛劇を強引に捻じ込んだ作劇となっています。
まだ美青年だった頃のリチャード・ウィドマークの捻くれたキャラクターと体当たりのアクションや、後に「アビエーター」でも描かれた伝説の大富豪ハワード・ヒューズと結婚して引退するジーン・ピーターズ(26歳)の野生的な存在感も強烈な作品ですが、『三十四丁目の奇蹟』、『三人の妻への手紙』、『イヴの総て』、『裏窓』と、脇役ながら名演を魅せてゆくセルマ・リッターの見事な役創りが最も印象に残ります。
また、原爆の機密がソ連に漏れてから共産主義アレルギーが蔓延していた1950年代初頭のアメリカの不安感や、開発中だったNYの港湾地帯も活写されている作品で、当事NYではスリは4回目には終身刑だったことにも驚かされますよ!


ねたばれ?
1、“あんたは真面目な悪党だったのに!”って…
2、一瞬で鯖猫が白黒猫に…

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