ファニーとアレクサンデル

FANNY OCH ALEXANDER/FANNY AND ALEXANDER

311
ファニーとアレクサンデル
4.3

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5%
作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(22件)


  • yyb********

    5.0

    アレクサンデルの見たものは

    華麗な美しさもあるが、根底には暗さがある。この対比が凄いものがある。311分。そんなに長い作品だったかなと思ってしまうが。

  • tok********

    5.0

    世界遺産級の素晴らしさ

    これは人類の文化遺産だと言いたくなるくらいの素晴らしさ。とてもゴージャスで金かかってそうな超大作感がありながら少年のように瑞々しい感性の映画であることに感嘆する。 天才が本気出して創作した作品という感じで、楽しくて美しくて、もうこれは芸術。こんな映画を作れる監督は名だたる文豪や画家や作曲家と並び立つ芸術家と思う。そんな芸術家の幼年時代が本作のアレクサンドルなのだろうが、彼が世界を眺めると世界は人と違ったように見えるし何か人に見えないものも見えてしまう。そしてその特別な能力は大人になって映画監督になっても消えなかったということかな。 プロ中のプロの作品で物語も面白いし映像も演出も俳優の演技も素晴らしい。主人公の少年はとても綺麗で繊細な表情がすごく良い。目力が強い青い瞳が印象的な母親もすごく美しい。それから20世紀初頭の生活を再現する舞台装置や衣装など美術が素晴らしくて特に芝居小屋の情景が楽しい。 映画版とテレビドラマ版でちゃんと長さや構成を変えているのも良い。そもそも映画館で5時間ぶっ続けで観れるわけないし。僕はテレビ用5時間版(中編x5部の構成)のDVDを観たのだが劇場用3時間版も観てみたいな。 欧州の巨匠と言われる映画監督の名高い大作をいろいろ観てきても「ふーんこんなものか」という映画が多かったけどこれはすごかった!才能が違う感じ。

  • ジュディー

    1.0

    西落合1-18-18 更生施設けやき荘

    東京都西落合にある更生施設けやき荘という生活保護受給者が入居する施設では女所長を柳澤明美という人物が勤めていてこの人物の悪辣さは度を越えており (自分は事情があり、数か月入居したのだがそこでの待遇があまりにも悪かったのでこうやってネットで告発する事にした) 入居者の女性を蹴り上げ 「この被害をてめーが訴えたとしてもこっちが「いゃー、病人ってのは怖いねぇ、事実と異なる事をさも事実であるかのように吹聴して・・・」と言えば誰もてめーの 発言を信用しない」このような事を声を荒げて口にした後再びその発達障害と思われる女性の横面をはたき 「殺したって こっちは罪に問われない・・・うまく「病人ですからねぇ・・・暴れて押さえつけたら・・・」と言えば誰もこっちの発言を疑わない」 そう言うと固く拳を握りしめて発達障害の女性を数発殴りつけた。 当時困窮状態でスマホも所有しておらず、映像証拠も音声もないですが事実です。 西落合更生施設けやき荘の電話番号03-3953-8551 https://hjglaz224444.livedoor.blog/

  • エル・オレンス

    5.0

    ネタバレ映画史上最も計算し尽くされた映像!!!

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • hor********

    3.0

    ファニーなアレクサンデル

    明るい家と暗い家の対比が映像的にもくっきり。 あまり役に立たないシックスセンス。 現実と幻想を行き来するのろまで弱虫のアレクサンドルも複雑な人間関係にもまれるうちに徐々に大人になる、と思いきや。 名門一家が徐々に滅亡していく、と思いきや。 スローで長くて退屈な映画を見ているうちに徐々に眠くなる、と思いきや。 なぜか引き込まれるこの映画。 まとめ:長い演説はもちろん長く。

  • le_********

    5.0

    ネタバレイサク、アーロン、イスマエルにも注目を

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • 柚子

    5.0

    圧倒される

    私ごときが、エラソーに書くでない!と、怒られそうだ 20世紀初頭のスウェーデン 上流階級のエクダール家の春夏秋冬を、五時間以上に渡って描ききる アレクサンドルは監督自身と解釈すれば、他の作品も理解しやすい 感受性が強く、意志が強い 時折現れる幽霊の存在が作品を引き締め、高尚で難解なセリフ回しに疲れても、完走できる

  • Kurosawapapa

    5.0

    5時間超の大作☆ベルイマン最高傑作!

    元来、難解と言われるイングマール・ベルイマン映画。 本作では1つ1つのシーンを丁寧に描き、分かりやすさと更なる深味を生み出し、 見る側に時間の長さを感じさせない。 幼い兄妹(妹ファニーと兄アレクサンデル)を中心とした、演劇一家の家族史。 ベイルマン監督が自らの最後の映画として製作、 自伝的要素の色濃い作品と言われている。 ( 1984年アカデミー賞外国語映画賞、撮影賞、美術賞、衣装デザイン賞受賞 ) 物語は5つのパートに別れている。 第1部:「エクダール家のクリスマス」 第2部:「亡霊」 第3部:「崩壊」 第4部:「夏の出来事」 第5部:「悪魔たち」 格調高い建造物、端麗な衣装、豪華な装飾など、 多くの賞を受賞しただけあって、極めて重厚な映像。 1つの真紅のテーブルを、家族と召使い20人で囲む晩餐。 それぞれが、人生の過渡期に立たされ、過去そして今を語る。 描かれている様々な愛の形( 親子愛、夫婦愛、不実の愛 )、 そして、一見華やかな家族の中に存在する 欲望、 屈辱、 悲哀、 苦悩、、、  この辺は、まさにベイルマン映画。 本作では、少年アレクサンデルの、少し離れた所にある視点が素晴らしい。 純粋で大きくつぶらな瞳は、全てを見透すかのよう。 アレクサンデルは、超自然能力の持ち主だが、 彼の視点は、「家族の一人としての視点」「見る側の視点」「神の視点」 にもなっている。 登場人物は、自己の 生の意義 と 存在の根拠 を知ろうとし、あがき、苦しみ、、、 そして、 “神” という確信を得ようとするが、 ベルイマン監督は、 “神の応え” を絶対に描かない。 また、無気味な人物、人形、亡霊など、 悪い事が起きるのでは、、、 そんな “予感” を多用するのもベルイマン映画の特徴。 第4部からは、宗教による抑圧が描かれ、 善人・悪人の立場が明確となり、サスペンスとしての感興も高まっていく。 対峙するのは、 “少年アレクサンデルの愛に満ちた嘘” と “主教(養父)の欺瞞に満ちた真実” 。 ベルイマン監督は、 ・自己としての感情 と 役者としての感情 ・人間 と 亡霊  ・現実 と 幻想  など、 多層的に、どこまでも深く精神世界を掘り下げていく。 「 どんな人間も、恐れ・絶望・希望を持ち、神に祈る者もいれば、虚空に向かって叫ぶ者もいる。 そうした思いが何千年も積もり、山を包む雲となり、雲は雨を降らせ “泉” となり、人々を潤す。 人は炎道を歩き、 “泉” を求めるが、その “泉” は幻想かもしれないし、すでに見ていたものかもしれない、、、 」 この一説は、全てのベルイマン映画に通じていると思う。 “泉” とは “幸福” であり、 その “泉” を探す炎道の旅こそが、人生なのだろう。 そしてあのラストシーン、、、 “想像力” こそが、生きる術(すべ)に違いない。 ベルイマン監督が生み出した、家族の物語と壮大な精神世界。 最高傑作と呼ぶに相応しい大作です! (INGMAR BERGMAN:No13/14 ) 今作の監督キーワード:「多層的精神世界」

  • 一人旅

    5.0

    ネタバレベルイマンの眼差し

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • d_h********

    5.0

    ネタバレベルイマンの集大成

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • youch

    5.0

    ず~んと響きました

    これを見たのはかれこれ何年前だろう? 京都在住の私が東京まで足を運び、岩波ホールで見たのは。。。 それだけの労力を払ってでも見る価値のある映画でした。 ああ、21年前くらいだ。。。 とにかくキリストに関しての知識もないまま見たけれど、 ベルイマンが言おうとしていた怖さは伝わった。 底知れない怖さは最後のシーンでズーンと響いた。 聞く所によるとベルイマン自身、牧師さんの息子さんだとか。 では、アレクサンドルはベルイマンなのか。。。 そう思うと、ますます怖かった。 でも、全編にわたり美しい白夜の風景が映し出され これぞ、ベルイマン!!という画像である。 ただ、夜が来ないという事が、なぜか物語と相まって恐ろしかった。。。 結局、京都では上映される事はなかった。。。 全国的に見てもほとんど上映されてないのでは? こんなに良い映画なのに。。。

  • t_t********

    5.0

    この世で最も美しい映画

    おそらくほとんどすべての人がこの映画を観ないばかりか、この映画の存在にすら気が付かずに時は過ぎていく。それが残念でならない。 間違いなく、これまでに撮られた映画の中で最も美しい映画です。 できることならこの世を去る前にぜひ一度スクリーンで観てみたいものだ。 なかなか見つからないかもしれないけど、レンタルビデオ屋を探しまわり、図書館も最大限に活用して、何としてでもとりあえず観てみること。ごちゃごちゃ言うのはその後だ。

  • uj0********

    5.0

    不朽の名作。特に後半の独り演技が最高。

    五時間と聞いて、躊躇してしまった本作品ですが 観始めたら、あれよという間に鑑賞。 素晴らしく美しい衣装と美術。 そして役者たちが最高。 後半ユダヤ人の叔父様が画面いっぱいに顔アップで 一人で七分のセリフを話すシーンがあるのですが その内容は勿論、彼の表情の演技に脱帽しました。 家族、人間、宗教、そして監督自身のトラウマなどが ここまで濃密に、一つの芸術作品としてまとまっているのは 他に類をみないほどの名作だと個人的には思います。 映画や哲学好きには一度でいいから観て欲しいなぁー!

  • nae********

    5.0

    悩むより楽しめ

    冒頭のセリフ。そして「わたしの人生良くも悪くもなかった」と言うセリフ。この二つのセリフにこの映画は集約される。このことを言いたいための5時間11分である。何と説得力のある、この時間に魅了されました。 冒頭の川の流れが、美空ひばりの「川の流れのように」と共通するように感じた。

  • shoko

    4.0

    ネタバレ絵画のような映像美に目を奪われます。

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • bakeneko

    5.0

    最後の映画は一番素直な映画

    最後に(のつもりで)ベルイマンが創ったのは、中学生にも理解できる言葉で人生の真理を描いた作品です(あっ、でもベッドシーンはちょっとあります)。もうネタを保存することも厨房を隠す必要も無くなったので、のびのびと自伝的な大家族のドラマをみせてくれます。 もちろん鋭い人間観察が端の人物まで行き渡っていて、(特に叔父兄弟の性格把握等)それが神業的な物語手法に反映しています。 撮影のスヴェン・ニクヴィストはいつもに増して素晴らしく、北欧の自然と屋内を捉えています。ベルイマン一家も勢ぞろい! そして、この映画には私がこれまで観た映画の中で “最強最悪度No.1の怪物”が出て来ます(怖いですよー)。 残念なことに、DVDでは完全版が出ていません(311→180minの大縮小版のみ!)。 あと「女はそれを待っている」はとても分かり易い代表作の一つですが、何が問題でDVD化しないのでしょう?少子化対策にいかがでしょうか?(逆効果かな?)

  • bha********

    4.0

    やや過大な期待をしすぎてしまった作品

    ベルイマン監督の監督作最後の大作とされた当作品。レンタルでの入手は不可となっている上にオークション市場でも高値となって半ば鑑賞をあきらめていた作品。日本語字幕は宗教用語などの関係もあって直訳に近いという噂も参考に、米国版で入手(これでオークション価格の1/3程度に軽減)することにしました。 案の定、字幕を最後まで読みきれずにシーンが変わってしまうことも多かったものの、なんとか鑑賞。オリジナルは5時間ものですが、殆どオリジナルは(軽減価格では)入手できず3時間バージョンで鑑賞した為、やはりどこか話しが急に進展しているように感じる箇所がありました。 映像は衣装にセット、街中の風景に至って重厚な美しさに溢れていました。ただ物語はどこかベルイマン監督の個人的な思い入れの強い作品のような印象が強く、登場してくるキャラクターに感情移入できずに終わってしまいました。タイトルに出てくるアレクサンデルという少年の感性を中心に据えて周りの家族模様が描かれていくものの、アレクサンデル自身言葉をあまり発しない、かつ感情を表さない子供なので心情が読めないことが多かったです。 妹のファニーに至っては、タイトルに出てくる必要があるのかと思えるほど存在が薄く、ただ“兄の横に存在していた少女”だったように思います。 実質的な主役はファニーとアレクサンデルの母親エミリーではないかと思うのですが、彼女のようなしっかりした女性が再婚相手を見据える眼を持たなかったことの悲劇がやや残念でなりませんが、恋は盲目とも言いますから。。。 牧師一家の屈折したあり方がこの作品のスパイスとして重要な役どころでもあるように感じました。そして今まで優柔不断で臆病な子供だったアレクサンデルがこの牧師との関わりを経てちょっぴり成長していくあたりが良かったです。アレクサンデルはどこでこんな勇気というか確固とした信念を身に付けたのかと驚かされるシーンがあります。やはり実の父から譲り受けたスピリッツなのでしょうか。 霊的なシーンも随所に登場してきます。ときにはオカルトチックだったり幻想的なゴースト風であったり。でも牧師を滅ぼした力は結局何だったのでしょうか?妻エミリーの絶望?アレクサンデルの怨念? 一番気に入ったシーンはクリスマスの夜の雪に包まれ薄暗くなりかけた街のあちこちにキャンドルが立てられ、そこをソリで人がゆっくりと鈴の音と共に通り抜けていくところです。とっても幻想的でした。 ラストが何だかあっけなく“これで終わり?”といった感じでしたが、叙述詩のような描写であればこういったラストもありかなとも思えてきます。

  • いやよセブン

    5.0

    ベルイマン、5時間超の大作

    WOWOWがハイビジョンで放映、感謝! スウェーデンのお金持ち一家、エクダール家で育ったファニーとアレクサンデルの兄妹に起きる2年間の出来事を描いている。 エグダール家の長男で舞台俳優のお父さんと女優のお母さんを持ち、アレクサンデルには亡霊が見え、恐がりとの評判だ。 前半はエグダール家のだらしない男たちとベルイマンらしい彼らを包み込む女性たちがメインで少し退屈するが、亡霊が頻繁に現れる中盤からはグイグイ引き込まれていく。 確かに5時間は長丁場だが、一つ一つのシーンが絵画のように美しく、時には恐ろしく、圧倒的な迫力で迫ってくる。 それにしてもエグダール家のお屋敷の豪華なこと!

  • hir********

    5.0

    ベルイマンは、いいよね。

    スウェーデンの巨匠、イングマール・ベルイマンの、5時間に及ぶ超大作。 お早う御座います。彼女と「もんじゃ」行って、大汗かいてしまいました。 昨日は暖かかったですな・・・・ さて、朝、一発目のレビューは「ファニーとアレクサンドル」 最初観たのは、学生の時だよな・・・・神保町の岩波ホール。 当時は「ビニ本」全盛期でね、岩波でヴィスコンティや、ベルイマンを観て、 「ボンディ」でカレー食って、ビニ本買って帰るってのが、定番だったね。 ベルイマンは、最初観たのが「沈黙」で、ガキの頃だったんで、「エロい!」 というのが、圧倒的なイメージとして在った。 エロくて、不気味・・・・なんか、深夜12チャンでやってるベルイマン映画って、 そんな感じでした・・・・で、案の定、中毒になり、 大人になっても、「ある結婚の風景」とか、観続ける様になるワケですな。 俺の場合、すべての「キッカケ」は、大概、「エロ」だからね、映画は・・・ 何しろ、オフクロが厳しくてね、「ハレンチ学園」も「プレイガール」も見せて貰えない 「アニメ」も「バカになる!」の理由で「ヤマト」が観れなかった。 お母さん!アンタの息子は、もう、とっくにバカですから・・・・ そんなこんなで、堂々と観れる「エロ」と言えば、芸術映画でありました。 ヴィスコンティは、ちょっと、ホモの匂いがして、俺はダメだった。 パゾリーニも、ソレっぽいしね・・・・やっぱ、ベルイマンだな。 で・・・この作品は1982年だから、ベルイマンの作品としては新しい方。 もう、巨匠の貫禄でね。 堂々たる出来栄えで、良かったです。 クリスマスから始まる映画なんだけど、まぁ、映像の美しいこと・・・・ ベルイマンの作品の中でも、一番、わかり易い方の映画じゃないかな? 個人的には、母親役の人が、イザベル・アジャーニに似ていて「ツボ」でした。 もちろん、ベルイマン独特の「不気味描写」や「性」のお話も在って、 5時間は、アッと言う間に過ぎてゆきます。 ま・・・芸術の秋という事で、久し振りに鑑賞致しました。 (追伸) お気レビ、ホアホアールさん、「牧瀬里穂」レビュー読んで戴き有難う御座います。 市川準監督も、今はもう、いませんなぁ・・・ 「つぐみ」も、もう一度、観たい映画のひとつです。 いつも、いつも、こんな、くだらないレビュー読んで戴きスイマセン・・・<(_ _)> 感謝しております・・・・今後とも宜しくお願い致します。

  • ma_********

    5.0

    鑑賞史上最長作品

    自分が今まで映画を観てきたなかで、 ぶっちぎりで本編時間が長い作品(5時間超!)。 「映画好きを公言するならこの大長編は外しちゃダメでしょ」というおかしな使命感に駆られ、 学生時代に3日がかりで鑑賞した記憶があります。 叙情的で美しい映像とか作品自体の内容ももちろん良かったんですが、 それより何より、この大長編を制覇できたことに自己満足。 フルマラソンを完走したかのような心地よい疲労感と達成感に浸っていました。 時間に余裕がありすぎる方には特におススメの一本です。

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