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愛しのシバよ帰れ (1952)

COME BACK, LITTLE SHEBA

監督
ダニエル・マン
  • みたいムービー 1
  • みたログ 20

3.50 / 評価:12件

お気の毒だが、シバは帰らない方がよさそう。

  • 百兵映 さん
  • 2017年2月10日 9時54分
  • 閲覧数 431
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

 (ウィリアム・インジの)舞台劇の(ハル・B・ウォリスの)映画化。監督は舞台の演出を担当したダニエル・マンで、主演は舞台と同じシャーリー・ブース。つまり、舞台劇が同じスタッフ&キャストで映画化されるとどうなるのか、という興味でこれを観た。で、(どう違うのかは)よく分からなかった。こういう古い映画は、舞台劇の延長上にあるものだろうから、良くも悪くも舞台の雰囲気がタップリのものだろう。

 元の舞台劇を知らないままに言うのはおこがましいが―― 映画になったから表現が自由になったというのはあまりなかろう。強いて言えば、
  子犬が走る
  車で出かける
  酒の瓶を思い切り割る
場面くらいかな? そして音楽。音楽はどの作品でもこの時代の映画はワンパターンで、あまり効果的ではない。舞台劇にBGMは必要ないのだから。映画が舞台から抜け出して、劇場が映画館に変身する頃の典型的なフィルムのようだ。

 内容は? アメリカのどこにでも居そうな真面目な夫婦の倦怠期。子どもを失った不幸から脱出するきっかけになったのが、夫婦の過去を逆撫でするような下宿女学生。彼女の旅立ちと、癒しの筈のペットの喪失がきっかけで、自分たちの過去の清算と新たな再生が見えてくる、ということらしい。それはそれで結構なことだ。

 苦境にあって酒に溺れるというのはありきたりの設定だが、“依存症”や“断酒会”まで引っ張り出すのは少々大袈裟じゃないかな。ひょっとしたら、禁酒がテーマの映画かと思わせる雰囲気だ。断酒はこんなに易しいものかな。会の“誕生会”は、このストーリーには無用だったろう。

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物語
配役
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映像
音楽

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