フィツカラルド

FITZCARRALDO

157
フィツカラルド
4.2

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作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(37件)


  • エル・オレンス

    5.0

    ネタバレCG無き時代の底力に圧倒される!

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  • むるそー

    5.0

    ネタバレ最高のカタルシスを得られる映画だ!

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  • le_********

    5.0

    ネタバレアマゾン周辺での実際のロケ撮影に驚嘆!

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • スーザン

    4.0

    狂気の撮影!

    アマゾンのジャングル奥地にオペラハウスを建てるという構想自体トンデモ発想。 そして資金捻出の為ゴム園で一発当てようと未開の地へとアマゾン川を遡る。 そしてそして、あの船の山越えシーン。 しかも実写ときた! 中盤は延々土木作業を観せられるのだが、それが凄すぎてもう何の映画だか分からなくなってくる。 何という映画だ・・・。 結果、ボロボロになって一周してくるだけだったなんて・・・。 しかし、である。 ラスト船上のオペラシーンが清々しくあっけらかんとしていて、ここで溜飲が下がるのだ。 フィツカラルド役のクラウス・キンスキーが怪演なのは言うまでもないが、娼館の女主人クラウディア・カルディナーレが明るく彼を補う形なのが良かった。

  • つとみ

    4.0

    ホンモノの迫力

    そんなに古い作品ではないけれど、今のCG全盛時代と比べると、やっぱりホンモノは迫力が違うよね。 とにかくもう、狂気といえるような主人公、ストーリー、そして船。 この船運びにしたって、オペラハウス建設の資金を集めるための事業の手始めってだけで、もし船が運べても事業が上手くいくのとは別問題という狂気っぷり。 主人公は、頑張る自分に酔っているのか? 狂気で自分を見失っているのか? なぜか嬉しそうな彼をみると、こちらも不思議な達成感が沸いてくる。

  • fg9********

    5.0

    クラウス・キンスキー!お前はアホか!

     …あらすじは、解説のとおり。  『アギーレ 神の怒り』、『世界最古の洞窟壁画 忘れられない夢の記憶』、『ノスフェラトゥ』に続いてヴェルナー・ヘルツォーク監督作品を観る。  オペラ好きのフィツカラルド(またまたクラウス・キンスキー主演)がアマゾンの奥地にオペラハウスを建設するという夢を果たすために、先ずはその資金作りのためにゴム事業を興そうとアマゾンの上流に蒸気船で繰り出すストーリー。  これだけでも十分荒唐無稽な話なのに、上流に至って船が進めなくなると、山の反対側にあるもう一つの別の川へと、何百トンもある蒸気船を運び出すというのだから、この監督の脳味噌構造は尋常ならざるものがある。  そして、最初のうちは敵と思われた何百人もの先住民の力を借りて、本当に急斜面の山を登り越えて、反対側の川に見事に着水だ。  この時の工事の模様がドキュメンタリーのように描かれていて、最初のうちは、「クラウス・キンスキー!お前はアホか!」と罵りたくなったが、次第次第に彼に肩入れしている自分に気付く。  話が大分長くなってきたのでこの辺で止めるが、彼の壮大な?アホな?夢の実現の良き理解者として、娼婦達のオカミサン役のクラウディア・カルディナーレが、何とも朗らか寛容で爽やかだった。  果たして、オペラハウス建設の夢は志半ばで終わってしまったが、このおバカな男なら必ずや近い将来実現させるだろうと感じた。  幕引きの、オペラ劇団を船に同乗させて歌わせ、一張羅を身に纏って葉巻を悠然と吹かしながら船上に立つフィツカラルドの姿は何とも清々しかった。  2時間半超えの大作だったが、異次元とまではいかないまでも、そんじょそこらの作品とは一線を画した監督の熱き情熱が沸々と感じられる作品だった。

  • bar********

    5.0

    ジャングルに響くオペラ

    ジャングルにオペラ座を――。 オペラ狂の主人公フィツカラルド、彼を演じるのはクラウス・キンスキー。すさまじい演技である。 彼が「オペラ座が出来るまで教会は閉鎖だ!」といって鐘を鳴らすシーンがあるが、彼はどう見ても狂人である。しかし後半の彼は、冷静でタフな男になっている。 この作品の面白さは、オペラの美しさ、そしてそれに取り憑かれた男の一本気な生き様、そして降りかかるさまざまな困難、そしてラストのロマンティックな夢の達成である。 でも、ぼくがもっとも声を大にして言いたいのは、ジャングルのすさまじい美しさ、そして原住民たちの現実的な存在感である。彼らはナショナル・ジオグラフィックのような写真で見る姿と、ほぼ同じである。我々と似たような顔の造形、そのあどけない表情、その不審な静けさ、まじないの不気味さ、実に独特で興味深い。 神聖な土地、そしてまじないを信仰する原住民たち、オペラ狂のフィツカラルド、そして蒸気船に山を越えさせるという大事業。この映画では人間たち、特にアマゾン開拓者たちの、なまの生き様、精力的な活動における信頼関係、その骨太なあり方に浸ることができる。 キンスキーには圧倒される。彼はすさまじい役者だ。彼はいくつ仮面を持っているのだろうか。フィツカラルドは、実は捉えどころのない人物でもある。彼がいくつもの顔を持っているからだ。でも見ていて心地よいのは何故なのか……? 彼の演技は多重構造になっているから、たぶん心地よいのだと思う。 重厚な映画、実に重厚な作品である。でもラストは非常にロマンティックですっきりとした洗われるような感じがある。

  • oce********

    4.0

    執念の男

    オペラ劇場建設の夢を見るフィッツジェラルド。 資金を費やしてアマゾン川にあるゴム林を開拓するため蒸気船で向かうが、先には激流があり船での山越えを目指そうとする。 時代は19世紀。 船のみで山を越えようとするため手を貸すのはインディアンたち。 これが金持ちの道楽と捉え兼ねられない行動なのだが、次第に執念ともいえる動機が分かると、この行動もバカげたものには映らなくなる。 実際に船で山を越えているので、そのスケールのデカさに圧倒させられる。 アマゾンの自然に抗おうとする人間の底力が垣間見える作品。

  • kani

    4.0

    主役が凶器

    もう、見た目のインパクトと表情。つくったものではなくこの人そのものなんじゃないかと。 物語はオーソドックスで、途中多少ダレる。シェルタリングスカイをなんか思い出した。

  • じゃむとまるこ

    5.0

    見果てぬ夢のカタルシスに酔う。

    上映時間157分、長い、メチャメチャ長い。 19世紀末、アイルランド人実業家フィツジェラルドは事業で一旗揚げるためにペルーへ しかし事業に失敗し文無しではあるが、娼館を経営するモリーをパトロンに、不自由なく暮らししている。 フィツカラルドは彼の現地名です。 ある日モリーと共に当時の偉大なテノール、エンリコ・カルーソの歌うヴェルディを聴きに行き、カルーソを聴くためにアマゾン上流にオペラハウスを建てるという希有壮大な妄想に取り憑かれてしまう。 夢の実現のため、モリーの出資で船を買い、当時の一攫千金の夢であった、ゴム採集事業に参入しようとするも、次々と困難が・・・。 原住民の襲撃と思えば、意思の疎通が出来ないながらも、カルーソの神がかりの声のおかげで協力を得られ、アマゾン上流では危険を避けるための、船の山越えを決行する。危うく急流に座礁しそうになりながらも無事に帰還の途に・・・得たものは物質的には何かあったのかなぁ? このあたりはとても時間が長く感じられたんだけど・・・ ラストシーンの素晴らしさに貢献のための計算か?。 事業は成功したわけではないが、オペラ団の公演を聞きつけたフィツカラルド(現地ではこう呼ばれている)は、船上でのオペラを計画する。 幸いにも資金は船を売った代金がある。 次々と小舟でやってくる楽団員や歌手、愛人モリーも観劇に・・・ 特注の椅子を片手に葉巻をくゆらせる絶頂、至福のフィツカラルド。 オペラはイタリアオペラでなくては・・・わかるなぁ。 誰に証明できなくてもいい。 自分に証明することが出来る。 自分が納得出来る。 自分が感じる至福の一瞬・・・人生はそのためにあるのだ。 ブラボーーーーーー! と、こんな映画です。 夢バカ一代記という感じ。その夢を理解し彼を愛するモリー(クラウディア・カルディナーレ)も又、女の可愛さ、強さ、が、いい女。カルディナーレでなくっちゃ! ヴェルナー・ヘルツォーク監督、クラウス・キンスキー主演。 変人同士、さぞかし撮影は難航を極めたでしょう。 【余談】 美女ナスターシャ・キンスキーさんはお父さん似です。 クラウス・キンスキー氏は容貌怪異ながら、目などのパーツが 魅力的。 ちょっとした神の采配が有ったのでしょう。

  • arl********

    5.0

    アマゾンの上のカルーソー

    オペラ好きでカルーソーの大ファンだという主人公フィツカラルド(K. キンスキー)。ゴムブームに沸くペルーの奥地イキトスにオペラハウスを建てるという夢に取りつかれています。 資金作りのために、交通手段のない山奥のゴムを売りまくりたい。そこで彼の考えた奇策は蒸気船で山を越えること。実話だそうです。 これを実写で映画化する方も大概だと思いますが、とにかくCGなしでこの画は凄いの一言です。ナスキンのお父さんキンスキーの風貌の迫力がものすごく、オペラに取りつかれた執念がよくでてました。C. カルディナーレの存在感もよく、この映画に華を添えています。 いつも白いスーツを着こなし、アマゾンの流れの上で蓄音機からのカルーソーを楽しむフィルカラルドが印象的です。大傑作です。

  • qua********

    4.0

    怪優による怪演がお見事!(笑)

    先ずは一言。 「アギーレ 神の怒り」よりも、本作「フィツカラルド」の方が見応えがあるように思う。 しかし・・・クラウス・キンスキーの顔がズームアップされると、パンチが効き過ぎなんだよ!(笑) 勿論、笑いを誘っている訳ではないのは百も承知してはいるが・・・(笑) 顔の角度によっては笑いが止まらんのだよ(笑) いやいや、真面目な話しね(^_^;) それにしても、「アギーレ 神の怒り」も同様だが、本作にしても随分と”マニアック”な作りだよな、と思った訳です(笑) ホンマに、この大胆不敵な発想力には驚かされるわ。 当時の撮影には相当な労力を費やしたんだろうし。 山に船を登らせる、仰天プランを考え出した監督には拍手を送りたい。 稀有なシーンだよね。 やっぱり、リアル映像って素晴らしいよな~~~。 過酷な撮影に臨み、日々の甚大な努力と修練で培った成果の賜物だろうね。 今時の安っぽいCG映像なんて、もはや観てられないわ。 ストーリー的には荒唐無稽で、漫画チックな印象も拭えないけどね。 狂気に満ちた異次元の世界観って感じに思えてくる。

  • gan********

    3.0

    CGなしでこの映像はすげぇ

    船を引っ張るシーンは映画史上に残るすんごい映像といえる。 しかしこれだけ。

  • eis********

    5.0

    幻想文学を味わう感覚

    アマゾン河のジャングルを舞台に、想像もつかないようないくつもの絵を見せてくれる。中古の蒸気船を引っ張り上げて無理やり切り開いた山を超える?密林地帯で蓄音機からオペラを流す感覚。足元が泥でぬかるんでいる場所でも平気で白いジャケットとネクタイ。(よく、灼熱の砂漠の土地で洒落た格好の紳士が汗も拭かずにたたずむ光景が映画にはあるが…)フィツカラルドの夢は他人から見れば荒唐無稽とも思えるものだが、それを実現させようとする衝動とエネルギーが何とも形容しがたい凄さを持っている。 万人受けはしない作品だろうが本当に観たいのはこういう映画。話のスジや細かい部分に粗さがあることにはあるのだが、何と言っても映像が目に焼き付く。キャプション無しで絵だけ観ていてもイケる作品だと思うのだ。娼館の女主人として登場した40代半ばのクラウディア・カルディナーレの存在も光っている。 「アギーレ/神の怒り」では南米のスペイン人入植者、「コブラヴェルデ」では西アフリカのブラジル人奴隷貿易商、この「フィツカラルド」ではペルーでの開拓者と、そこにもともと住んでいる先住民族と外の世界からやって来た者を合わせるのがヘルツォークのお好みのようだ。 80年代だからこそ撮れた映画で、いろいろな条件を考えても今のCG全盛の時代では作れない作品だと思う。

  • a87********

    5.0

    船上に佇む彼は、見惚れるほどに素敵だ

    未開の地にオペラハウスを建設し、愛してやまないオペラを沢山の人達に 聞いてもらおうという主人公・フィツカラルドの夢。 その資金を稼ぐ為に、ゴムの森林を求めてアマゾンの奥地に船出し、 幾多の困難に直面する・・・。 本当に人の力だけで蒸気船が山越えをしています。 感動を通り越して、その凄さに呆れてしまいました。 監督の頭は大丈夫なのかと、心配までしてしまいました。(笑) しかし、この作品の素晴らしさは其処だけでは無いと思うのです。 主人公の見果てぬ夢、その無謀さは狂気とも思えます。 その主人公の最愛の人にして、唯一無二の理解者であるモーリーは、 その事をちゃんと解っていると思うのです。 それでも、彼の夢を笑う人達に怒り、彼の夢を実現すべく奮闘するのは ただ彼の夢に寄り添い、同じ夢を追いかけていたいからではないかと。 主人公を包み込むような彼女の愛情は、女性ならではの愛し方だと思います。 最後、またしても夢に頓挫し失意の底で、明日の生活費の目途さえ当たない主人公が、 有り金をはたきオペラの一団を招いて、船上でオペラを演奏させます。 まるで自分の夢が叶ったかのように得意げに、会心の表情を見せます。 彼女の為に特等席を用意して・・・。 その姿は主人公に注がれた彼女の愛情に、応えようとしているように思えます。 彼のその笑顔こそが、彼女が何よりも望んだものだと思うからです。 たとえ彼の夢が夢で終わっても、彼女は満足でしょう。 船上に佇む主人公の姿に涙がこぼれました。 それは私も愚かな、見果てぬ夢を追っているからでしょう。 圧倒的な映像、演出、音楽、ストーリー展開、出演者達の熱演、全て素晴らしい。 傑作だと思います。

  • yad********

    4.0

    救いのある作品

    アギーレ神の怒りとの二本立てで鑑賞しました。 陰のアギーレに対し、陽のフィツカラルドといった印象です。状況的にはスりりングな内容ではありますが、ラストシーンですべてが救われました。人間賛歌です。 実際に山を切り開いての撮影に苦労したとの記事を読んでいましたが、実際に作品を見て納得です。最近では木村大作監督の剣岳・点の記の撮影のための行軍が数年前に語られていましたが、現場の難易度やそこで動いている人数の多さを考慮すると、こちらの方が大変そうに見えました。

  • 一人旅

    4.0

    それでも笑う、フィッツジェラルド

    オペラハウス建設を夢見る男の冒険を描いた作品。アマゾンの原住民の協力を得て、ジャングルの木々を切り倒して船を山越えさせるシーンは圧巻の一言。大自然を前にすると人間がいかに無力か、そういったものもテーマになっている。

  • ********

    4.0

    狂気が船を山に登らせる

    1982年。ヴェルナー・ヘルツォーク監督。19世紀末、ペルーの田舎街にオペラを呼んで来ようとする男は周囲から狂人扱いされがら娼館の女主人とともに決意を新たにしている。元手を稼ぐために地元で最も有力な産業のゴムで資金を稼ごうとするが、残っているのは、誰もいったことがないという急流の先のまだ敵対的な原住民が住む源流域のみ。思わぬ奇策で大儲けを狙うが、、、という話。 なんといっても山を登る強大な船が圧巻です。狂気のなせるわざ。狂気の男クラウス・キンスキーのわけのわからなさもいいですが、なぜか彼を手伝う凶暴なはずの原住民たちのわからなさも不気味。 船は尋常じゃない速さで進み、山を登る船のシーンでは、今ではちょっとできないくらい環境を破壊して撮影しているすごい映画。

  • いやよセブン

    4.0

    船で山を越える

    フィツカラルド(クラウス・キンスキー)は大のオペラファン、アマゾン流域の小さな町にオペラハウスを建てようとする。 資金を捻出するためゴム園をやろうとするが、いい場所は既にやりつくされていた。 残っているのは船が通らないような急流の上流だった。 パトロンの娼館の女将(クラウディア・カルディナーレ)に金を出してもらい、大きな船を調達して出発する。 途中、原住民を恐れ、乗組員のほとんどが逃げ出してしまう。 そして膨大な数の原住民が現れ、フィツカラルドと船を神の使いと崇めはじめる。 いよいよ船で山を越えるのだが、おかしな表現だが、本当に船が山を登り、下るのだ。 この迫力はミニチュアやCGでは遠く及ばない、とてつもないものだ。 この危険で壮大なシーンを観るだけでも価値がある。

  • tt1********

    4.0

    何回も観ています~

    このコンビ(監督とキンスキー)の最高作だと思っています。 他の作品もありますが私はフィッツカラルドがお気に入り! しかしデジタル上映ってのは罪つくりだわ! この作品はフィルムで観てました。 それがデジタル化されて、一口で表現するなら「魅力半減」 キンスキーの醍醐味も船の山越えも迫力のないことないこと・・・ 映画を大切に保存しつつ本来の魅力を損なう、そんな背反二面性ですかね~ 近年の作品のように最初からデジタルであればこんなに違和感も感じないのですが、何しろ好きな作品なので上映される度に観ていますから・・・ あぁ~ため息ため息 デジタル上映なので☆1個減点

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