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フェイズ IV/戦慄!昆虫パニック (1973)

PHASE IV

監督
ソウル・バス
  • みたいムービー 5
  • みたログ 53

3.09 / 評価:34件

小さな戦争!?

  • neo_rasputin さん
  • 2014年11月4日 14時20分
  • 閲覧数 462
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

何やら宇宙で異変が発生し、地球の蟻が知性(?)を持って、種族を越えて協力し新たな組織を形成する(?)。異変を察した科学者がある組織(会社or政府?)に調査の必要がある旨を連絡し、一番異常が顕著と思われる、さる田舎町へ調査に赴く。そして、知性と異常な攻撃性をもった蟻たちと対立する事になる。

粗筋の説明では、人間との交信を目的とし、数々の実験に対する怒りがテーマという事になっているが、とても、その様な内容には思えなかった。

蟻たちの間で交信をしている事を突き止め、その法則に従って、交信を試みるのは、人間の科学者の方。

そして、蟻たちが怒りを覚えたのは、何も行動を起こさない蟻たちを刺激する為、科学者が蟻塚を壊したからであり、何か自然に対する冒涜とか、そういう意味のものでもない。

そもそも、この蟻たちの攻撃目標は人間だけではない。蟻以外のあらゆる動物に向けられている。

従って、この映画で描かれる蟻たちは、ただ知性と社会性と攻撃性が向上した破壊者にしか見えない。

全体的な舞台は超田舎で殆ど人の住んでいない場所(砂漠?)に建つSFちっくなドーム型の研究室。そこで、凶暴化した蟻たちと科学者たちの小さな戦争を描いている様な感じ。

何となく思い浮かぶのは軍隊蟻の恐怖を描いた「黒い絨毯」という古い映画(この映画も古いが・・・)。あれ程、大仰なものでもないし、パニック的な描写も少ないし小規模。ただ、根幹は似た様なものであるのを感じた(悪までも、個人的な感想)。

決して、つまらない映画ではなかったが、所謂、アニマルパニック映画の小規模版的なレベルという感想。

因みに、”フェーズ”という言葉。劇中にも”フェーズ1云々”という台詞とかが登場するが、何を指すのか意味不明(少なくとも自分には)。そもそも、パンデミックみたいなものが起きる訳でもなく、ラストも”???”という感じなので、こういうフェーズ(=区切り?)という概念が必要だったのか疑問。

最後に、とても感心した事は蟻たちの映像。恐らく、本物の蟻たちなどを撮影したものと思うが、よくこんな映像とれたなというくらいよく出来ている。ある意味、ここら辺がこの映画の最大の見せ場かも。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • パニック
  • 不気味
  • 恐怖
  • 知的
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