フェリーニのアマルコルド
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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

解説:allcinema(外部リンク)

予告編・動画

作品レビュー(34件)

笑える11.0%コミカル11.0%楽しい11.0%切ない10.4%ファンタジー8.4%

  • oce********

    4.0

    この幸福感よ

    フェリーニの作品としては特別物語のようなものはない。 だからと言って、それはフェリーニ作品にとってマイナスにはならない。 時代はムッソリーニが台頭しており、決して明るい時代ではない。 だがチッタの一家をはじめ、町民は皆生き生きとしている。 拷問シーンや、性行為の手ほどきなどが下品に映らないのも演出の上手さか。 ラストの結婚式の多幸感で終わる締めは、見てるこちらも微笑ませてくれる。

  • ジャビえもん

    2.0

    音楽だけ、素晴らしい。

    とある町の一年間が描かれます。主役はいません。あえて言えば、町そのもの、もしくは、そこに住む人々の営みが、主役です。 ある者の視点で描かれていないがゆえか、フェリーニの思いがそのまま映像になっている感じが、他のどの映画よりも強い。彼の趣味嗜好、女性の趣味まで押しつけてくるようで、鬱陶しく思いました。 他の映画でも、フェリーニの好みは反映されていますが、これほどの押しつけがましさはありません。おそらく、この映画の構造上の問題でしょう。 彼にとっては楽しく、懐かしいことも、私にはさっぱり共感できず。 下品だなあと、嫌悪感も…。 唯一、ある家族のお母さんが亡くなったところだけ、切なくなりました。 「昨日さあ、面白いことがあったんだぜ」などと語りだす人って、いますよね。 そんな人の話に限って、聞いているこちらは面白くもなんともない。「へえ、面白いね」などと苦笑いするしかありません。 そんな感じの映画です。 でも不思議ですね。内容的にはほとんど共感できないのに、ニーノ・ロータの音楽が聞こえてくると、何となく感動的な気分になったりします。 音楽の力を感じます。

  • kaz********

    4.0

    これはフェリーニによる映像の詩だ

    フェリーニの作品では一番好きかもしれない。四季の移り変わりの中で様々ないたずらや経験をした思春期の思い出を綴ったものである。いくつかのエピソードで構成されているがそれぞれがとても印象的だ。  北イタリアの港町、綿毛が舞うと春の到来だ。広場に薪や古い家具などが積まれ魔女の人形が立てられると焚火の始まりだ。日本のとんど焼みたいなものだろう。魔女が焼き尽くされると冬の死(終わり)だ。思春期のチッタたちは町で一番の美人グラディスカの後を追い回す。次は学校での授業。個性的な先生の授業を生徒たちは聴かずいたずらばかり。教会の懺悔にも嘘で対応。そのころ権勢を振るったファシストによりチッタの父・アウレリオは反乱分子の疑いで拷問を受ける。次はグランドホテルに関する逸話。そして、精神病院に入ってるテオおじさんがチッタの家族と農場に行って木に登り、降りてこず困った話。町の人が数隻の舟に乗って沖へ漕ぎだし行った先に見えたのは豪華客船『レックス号』だったエピソード。チッタがタバコ屋の巨乳のおかみさんに力を自慢しておかみさんを抱えあげたとたん巨乳に押しつぶされ苦しんだエピソード。雪の季節になり雪投げを楽しむチッタたちだったが、最大の悲しみが訪れた。母・ミランダの死だ。厳かな葬式が執り行われた。そして、綿毛が舞いまた春が巡って来た。三十路を過ぎたグラディスカが結婚する。チッタの恋は終わった。  この映画で感じたのは、フェリーニの宗教やファシストに対する痛烈な皮肉である。懺悔で真実を述べないチッタたちの行為。鐘楼に『インターナショナル』が流れファシストが銃撃した後鐘が落下するところなど。冒頭、アウレリオとミランダは口も利かない喧嘩状態だったが、アウレリオがファシストの拷問を受けて帰宅した時、優しく介抱する妻に愛を感じた。  綿毛に始まり綿毛に終わる。四季があると物語にポエムが生まれるんだなと思った。

  • kin********

    5.0

    幸福になれる映画

    ストーリーなどなく、自在に綴られるノスタルジックな映像の連続。思春期の少年の1年間の成長が綴られます。当然というべきか、性が重要な要素を占めています。一見下品な描写もありつつ、人間存在の根源に迫るような深みがあります。  登場人物たちが皆魅力的。プロの俳優なんだろうけど、その辺を歩いているオッちゃんオバちゃんを捕まえてきたような存在感。全編を貫く「ビバ!イタリア!」「ビバ!人間!」。  フェリーニにしては通俗的すぎて甘い、という評価もあるようですが、これぞ映画! という魅力に満ちた作品です。

  • エル・オレンス

    5.0

    ネタバレこれぞフェリーニの真骨頂!

    このレビューにはネタバレが含まれています。

スタッフ・キャスト

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受賞歴

アカデミー賞第47回

外国語映画賞

NY批評家協会賞第40回

作品賞監督賞

基本情報


タイトル
フェリーニのアマルコルド

原題
AMARCORD

上映時間

製作国
イタリア/フランス

製作年度

公開日
-