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フォエバー・フレンズ (1988)

FOREVER FRIENDS/BEACHES

監督
ゲイリー・マーシャル
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  • みたログ 835

4.01 / 評価:311件

繊細に描かれた女性の心理・圧巻の歌声

  • Kurosawapapa さん
  • 2018年10月23日 6時57分
  • 役立ち度 18
    • 総合評価
    • ★★★★★

本作は、1988年製作のアメリカ映画。
ありがちなタイトル、ありがちなストーリーだが、これほど心打たれるとは思わなかった。
不思議な魅力を持った作品だ!

生まれ育った環境も性格も全く異なる2人の少女。
海岸で出会った2人の、その後30年に及ぶ友情を描いた作品。


幼少期の、大切な思い出。
今は歳をとってしまったけれど、今でも心の奥にしまってある、、、
そんな思いは、誰にでもきっとあるはず。

この映画に根付いているのは、
 ノスタルジー、 純心、 思慕、、、
そんな感覚。


主人公のCC・ブルームを演じたのは、歌手でもあるベット・ミドラー。
彼女が歌った本作のテーマ曲 「愛は翼にのって」 は、グラミー賞最優秀レコード賞 と 最優秀楽曲賞 を獲得。

親友のヒラリー役に、バーバラ・ハーシー。
カンヌ映画祭で「或る人々」と「ワールド・アパート」で2年連続 女優賞を受賞している実力派。

・CCは、    貧困、 天衣無縫、 根っからのエンターテイナー
・ヒラリーは、 良家の出、 上品、 教養がある

正反対の2人は、
相手から刺激をもらい、
相手と共鳴し、
相手を尊重し、
そして、自分の殻を打ち破っていく。


本作は決して綺麗ごとだけですまさない。
純粋で、正直で、、、
だから、心がぶつかり合う。

異性のこと、仕事のこと、家族のこと、、、
温かい眼差しが、時には、氷のような視点に。

特に 一瞬の “嫉妬” からエスカレートし、喧嘩に発展する心理描写は秀逸。
この辺は、男性には理解しづらい部分。
嫉妬するシーンを何気なく見過ごしてしまうと、「なぜ喧嘩しているんだ?」 となってしまう。

CCとヒラリー、CCとヒラリーの娘、
見事に描写された 心の距離感。


また、途中に盛り込まれたコミカルなシーン。
・アパートの前に居座っている女性ホームレス
・首にギプスを巻いている神父 など 。

他にも、
・3回もあったトランプをするシーン(やっぱり2人はライバル?)
・何回も登場するが、存在感が無い(笑)飼い犬のシーザー など、
味付けが絶妙。

細部に渡る演出は、「プリティ・ウーマン」や「プリティ・プリンセス」を手掛けたゲイリー・マーシャル監督ならでは。


人生の浮き沈み、くっ付いて離れてを繰り返しても、
いつまでも変わらないものが本作の深層に流れている。

人と人が親身に付き合っていく上で、礎になるものとは何なのか、、、
一生 自分の心の支えになるものとは、、、

とてもピュアで、繊細で、
心打たれる秀作です!

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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