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深く静かに潜航せよ (1958)

RUN SILENT, RUN DEEP

監督
ロバート・ワイズ
  • みたいムービー 8
  • みたログ 78

3.55 / 評価:31件

豊後水道の第7海域”魔の海”で日米戦う!

  • hoshi595 さん
  • 2009年10月7日 22時03分
  • 閲覧数 1028
  • 役立ち度 12
    • 総合評価
    • ★★★★★

太平洋戦争中のアメリカ潜水艦と日本の駆逐艦の戦いを
描いた作品。原作は同名小説の作者エドワード・ビーチ。
戦争映画と言うより海洋冒険小説の映画化といった内容。

主役は、「風と共に去りぬ」のレット・バトラー役で
あまりにも有名なクラーク・ゲーブル。競演は「空中
ブランコ」でトニー・カーチスと共演したバート・
ランカスター。「泳ぐひと」や「スコルピオ」などで
渋い演技を披露している名優。

物語は、豊後水道で米海軍に”魔の海”と怖れられていた
第7海域を舞台に、輸送船団を襲う米国潜水艦と、それを
守る日本軍の駆逐艦の攻防を描いて行く。

ここで思い浮かぶのは、米国の駆逐艦とドイツのUボートの
攻防を描いた「眼下の敵」ロバート・ミッチャムと
クルト・ユルゲンスが好敵手となり競演、戦争映画という
より、男の友情を描いた名作となった。

また、デンゼル・ワシントンとジーン・ハックマン競演の
「クリムゾン・タイド」も緊迫した状況の中核攻撃の判断を
めぐって原子力潜水艦の指揮系統が乱れる危機を描いた傑作で
ある。

それらに比べると、本作品は小粒という感は免れない。
艦長に扮するクラーク・ゲーブルの米海軍魂に焦点が当てられ
好敵手とみなされる日本軍の駆逐艦も”魔の海”の標的に
すぎないのが物足りなさを感じる。

監督は、「ウエスト・サイド物語」と「サウンド・オブ・
ミュージック」で二度もアカデミー賞監督賞受賞のロバート・
ワイズ。ミュージカルの名匠も戦争映画では今一つであった。

共演では、「十二人の怒れる男」で陪審員7番を演じた
ジャック・ウォーデンなどが脇を固めているが、日本軍側は
目立った俳優が出演していないのが残念だ。

しかし、大物スター二人の競演が見られるのは、映画ファンに
とっては嬉しい事であり、海の男たちの勇猛果敢な部分と、
恐怖に面した時の行動が、潜水艦と言う限られたスペースの中
で展開する有様は興味深い。

ただし、今や歴史の一部となった日米の戦いよりも、米海軍の
潜水艦内の待遇、特に食事などに当時の状況を垣間見る事が
出来、参考になる。これも現代が当時よりも平和という証拠
であり感謝して生きなければと思う。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 恐怖
  • 知的
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