豚小屋

PORCILE/PIGTSY

98
豚小屋
3.2

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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

解説:allcinema(外部リンク)

作品レビュー(6件)

不気味33.3%絶望的22.2%恐怖11.1%不思議11.1%切ない11.1%

  • 一人旅

    3.0

    カニバリズムと獣姦、死と生

    ピエル・パオロ・パゾリーニ監督作。 イタリアの奇才:ピエル・パオロ・パゾリーニが1969年に撮り上げた寓話的ドラマで、火山地帯で人肉を貪り喰う青年を描く中世と、豚小屋で獣姦に耽るブルジョワ青年を描く現代という二つの時間軸を交互に映していきながら、社会と人間の本質を寓話的に描き出しています。 カニバリズムと獣姦という二つの禁忌を臆することなく映画の題材として選び取ったパゾリーニの気概が伝わる異色ドラマであり、道行く人を殺して喰う青年の人肉嗜食と恋人や家族には内緒で豚を犯している青年の性的嗜好、そして彼らに対する社会&自然からの制裁を描いています。代表作『ソドムの市』(75)ほどの視覚的な刺激性は抑えられていて、人肉を貪るシーンは直接的に描写されませんし(食べ終えた後の人骨は映りますが)、獣姦についてもそれとなく匂わせる程度で実際に豚と役者を使ってどうこう…といった過激なシーンは加えられていませんので、パゾリーニ作品にしては比較的地味な作風となっています。 それでも、中世の青年が彷徨う火山地帯の荒涼とした風景には目を見張るものがありますし(ロケ地が気になる)、現代の青年役としてパゾリーニ映画初出演を果たしたジャン=ピエール・レオの存在にも注目であります。

  • des********

    2.0

    難解

    現代と中世の交互に入り混じって話は進むのですが、現代の部分は哲学めいた比喩的な会話の連続、中世の部分は荒野で通行人を襲い、それを犯したり、食ったりする、その繰り返し。他の人のレビューを読んでなんとなく表現したいことは解ったような気もしますが、もう少し違う表現の仕方があったんじゃないかと思った次第。

  • 4.0

    ネタバレ観る人によってだいぶ印象の変わる映画

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • leg********

    3.0

    パゾリーニの挑戦

    2つの時代の違う話を、よそ見してるように繋げて進行して行く作品。蛇を食べる飢えた若者の行動は、やがて狂気に走り仲間も増える。もう一つはパゾリーニの嫌いなブルジョワ族、権力の有る父を持つ息子は美しい婚約者がいるのだが、毎日コッソリと何処かへ行く。 この2つの話は、無意味のような見えるが「強欲」で結び付いているように思った。砂漠に捨てられる刑罰を受けた若者が飢えをしのぶ為に目の前の生き物を殺して食べる、それがエスカレートして…。タイトルの「豚小屋」はブルジョワ族の方の話。その息子が毎日行く場所である、何故行くのかは、ラストでバレるのだが理解不能に思えるだろう。パゾリーニの映画を知るには、パゾリーニという人間を知る事から始めると少し分ると思う。人間の「美しさ」は「汚さ」と相してると言いたいのだろうか?「汚さ」を伝えたいのでは無いと思うが。

  • fbx********

    4.0

    身も蓋もないタイトルですが

    既成の価値観と戦い続けていたパゾリーニ。 確かに言わんとするところは難解ですが、 いかようにも、くみ取れるように作られてます。 この映画にしても、隠喩と暗喩を駆使して、ブルジョワや 階級というものへ痛烈な批判を込めています。

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
豚小屋

原題
PORCILE/PIGTSY

上映時間

製作国
イタリア/フランス

製作年度

公開日
-

ジャンル