二つの世界の男

THE MAN BETWEEN

98
二つの世界の男
3.0

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作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(8件)


  • ech********

    4.0

    ベルリンの記録

    終戦直後、荒廃、且つ壁建設前のベルリンの記録としても貴重です。 第三に比べれば映像美、詩情で劣りますが随所にリード色が感じられます。 カーチェイスの原型のようなシーンが登場しますが、それなりの迫力とリアリズムで感心しました。

  • 岡本勇二

    3.0

    きれいな映画と感じる

    クレアブルームってきれいな女優なんですね。ライムライトの時はあまり感じなかったけど、このお嬢さんは役柄も美しくみせたのかも…。 サスペンス自体は少しわかりにくい流れで面白くも否でもない、が、ベルリンの壁前のベルリンの境の映像の美しさ。キャロルリードって感じで心地よく鑑賞できました。 ヒルデカードネフの若い時を初めて見た!

  • Lemon

    2.0

    ネタバレダメな映画の見本です

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • e_s********

    3.0

    女性の描き方が嫌な感じ…

    現在この手の物語は沢山作られていて、今見ると目新しさはないけれど、当時の東西ドイツ(ベルリン)の生々しい光景が映し出されていて、脳裏に焼き付く感じ… 歴史を見る、感じることもできるスパイ映画で堪能できるが、女性たちが添え物的というか、当時はどの映画もそうだけど、か弱く、守る存在というのがどうしてもかんに障る…

  • d_h********

    5.0

    「第三の男」より面白い

    「キャロル・リードなんて、凡作まみれのイギリスを象徴するような奴じゃないか」なんて思う人も、この作品と「フォロー・ミー」を見てから御判断願いたい。 この作品と「眼には眼を」を発掘したTUTAYAよGJ。 東西ドイツを舞台にした緊張感溢れるサスペンス。 「第三の男」同様に第二次大戦後を舞台にしており、アメリカの資本主義とソ連の社会主義の二つの主義によって引き裂かれたドイツ。 その二つの立場を行き来する主人公を追うスリル。 弁護士だった男が法律の通じない戦争によって価値観を覆され、戦後もまた資本主義と社会主義という価値観のまったく違う世界を行き来する事になる。 主人公に情報を提供する子供の愛らしさ、そして幼い子供が危ない仕事をしなければならないという理不尽さも当時の世情を現している。 廃墟となった町並みの荒涼とした寒気が生み出す恐怖は、「第三の男」よりも強烈に感じた。

  • 一人旅

    4.0

    キャロル・リードが描く冷戦

    TSUTAYA発掘良品よりレンタル。 キャロル・リード監督作。 東西冷戦時代を舞台に、暗躍するスパイと女の愛を描いている。 シビアな視点とリアリティのある演出が特徴的。 スパイに扮したジェームズ・メイソンは渋くて貫禄のある演技を魅せてくれる。 敵から逃走を図るシーンでは緊張感に包まれる。 他人の部屋に隠れたり、工場のような所に身を隠したりして必死に生き延びようとするのだ。 東ベルリンから西ベルリンへ。それは近いようであまりに遠い。

  • kak********

    4.0

    「第三の男」のキャロル・リード監督の作品

    東西冷戦下のベルリンを舞台に、「第三の男」の キャロル・リード監督が描いたサスペンス。 特筆すべきは、製作当時は遠い過去の物語ではなく、 アメリカとソ連の二大勢力が一触即発の可能性も あった冷戦時代の渦中であった事。 主演は、「邪魔者は殺せ」に続き、キャロル・リード 監督作品に出演のジェイムズ・メイソン。相手役には 「ライムライト」のヒロイン役で知られるクレア・ ブルーム。 ”ベルリンの壁”という言葉は知っていても、実情は 皆目見当もつかない当時のベルリンの様子が生々しく 映画とは思えない光景に驚かされる。 その緊張感を高めているのは、ジョン・アディソンの 音楽で、「探偵<シウルース>」や「遠すぎた橋」の 音楽を手掛けた事で知られている。 本作品は、何となくヒッチコック作品に似ているなと 感じたのだが、それもその筈「引き裂かれたカーテン」 の音楽も彼が担当していた。 少なからず人生を狂わされた戦争の後遺症の真っ只中、 それでも生きる道を探さざるを得なかった一人の男を 中心に、当時の複雑な政治的背景が極上のサスペンスを 生みだしている。 原題は"THE MAN BETWEEN"で、何かの狭間に置かれた男 を表しているが、それが何かは映画を観ないと分からない。 邦題の「二つの世界の男」も謎めいていて興味をそそられる。 謎と言えば、自転車と少年の役割が絶妙のタイミングで 本作品のスパイスとなっている。この点ではヒッチコック監督 を上回るのではないかと思えた。 モノクロ98分の映画であるが、1950年代の傑作で、 今でも通用する作品である。

  • coc********

    4.0

    良質のサスペンス

    完成度の高いサスペンス映画で、50年代の東西冷戦下のベルリンを背景に、ベルリンに住む兄を訪れたイギリス人女性スザンヌが、徐々に兄の妻を取り巻く陰謀に巻き込まれて行きます。 ジェームズ・メイソン演じるイーヴォがとても魅力的です。少しずつ彼の素性は明らかにされていくのですが、悪者ではないのだけど、その時代を生き抜く為に悪にも手を染めてしまう男で、子供にも懐かれる、ちょっと複雑な男性イーヴォを演じるジェームズ・メイソンは見事です。 イーヴォは弁護士だったのだけど、戦争で法律なんか全く役に立たない世界で生きる事になり、その価値観を覆されてちょっとやさぐれてしまいます。第二次世界大戦後の東西に分かれたベルリンで暗躍するのですが、純粋な女性スザンヌに出会い恋に落ちてしまいます。サスペンス映画のスリルあるストーリーの中で、イーヴォとスザンヌの恋模様にもハラハラとさせられられます。 イーヴォの手下で自転車をちょろちょろと乗り回し、メッセンジャー役や監視役をする少年が登場するのですが、凄く可愛いです。子供だから目につかないだろう、という事で色々な仕事を仰せつかっているのかもしれませんが、ちょこちょことあちこちに出没して、怪しい事この上なくて可愛いです。

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