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ふたり (1972)

TWO PEOPLE

監督
ロバート・ワイズ
  • みたいムービー 5
  • みたログ 28

4.20 / 評価:10件

ある愛の詩

  • ken******** さん
  • 2017年7月22日 9時11分
  • 閲覧数 480
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

 公開当時の映画批評(たしか双葉十三郎氏だったような)で、ロバート・ワイズの描く「ある愛の詩」と評されていた。

 本家の「ある愛の詩」が、純愛を美化した御泪頂戴的であるのに対し、こちらはもっと行きずりの恋に近いものの、色んな物を引きずりつつも愛し合う2人の、決してハッピーエンドではない大人の純愛物語、とでも言えると思う。
 自分が見たのは、まだ高校生だった70年代半ばの、確か月曜ロードショーだったと思う。ラストで、出頭するピーター・フォンダに、リンゼー・ワグナーが相手の負担にならないように、「待たないから」(だったと思う)と強がって声を掛け、お互いが相手の事を思いつつも、感情を押し殺して分かれるシーンが何とも切ない気分にさせられ、見終わった後暫く余韻に浸っていたのを今でも覚えている。自分の認識では、ロバート・ワイズは現実感のある作品をつくる監督だが、本作もその流儀が貫かれ、「成程、これがロバート・ワイズ流ある愛の詩なのか」と感じた事も覚えている。
 今見たら、また感想も変わるのかもしれないが、当時は大向こうを唸らせえる超大作では無いものの、見た者の心にしっかりと訴え掛けて来る名作だと感じた。
 そのテレビで見て以降、もう一度見たいと思っているが、その後テレビ放映に出くわす事も無く、DVDも発売されてはいたようだが気が付かず今では廃番で、中古品を買おうにも価格が高騰して手が出ず、当然レンタル屋で見かける事も無い。DVD再発を強く希望する一本。

詳細評価

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