あらすじ・解説
解説:allcinema(外部リンク)
作品レビュー(26件)
- エル・オレンス
5.0点
ネタバレキネ旬1位も納得の面白さ。
このレビューにはネタバレが含まれています。 - ame********
4.0点
夫を亡くしたクリスティーヌ 世間知らずで 若い頃ときめいた舞踏会の想い出から 手帳に名前のある男たちに会いに行く 1人目は自殺その母はその死を受け入れられない 3人目は元弁護士のレストランオーナで犯罪者 4人目は神父で少年聖歌団の指揮者 5人目はおおこれホンモノよな危険と隣り合わせの山岳ガイド 6人目は結婚を控えた町長 7人目はサイゴン帰りの堕胎医師 10人目は陽気な美容師 皆それぞれの人生を背負っていた ひとつひとつのエピソードが心に迫るね 幻を追っていたと悟り館に戻り 住所が知れなかった8人目の男の元へと渡るも その男は死んでおりよく似た息子がそこには居た その子を養子に引き取って初の舞踏会へ連れて行くか 様々な人生を描き出して そのはかなさを思わせる 良い映画だなあこれ
- こばゆうさん
4.0点
主人公が昔の思い出の人に会いに行く、 行った先々でそれぞれのドラマがある、 主人公が同じでありながら軽いオムニバスになっているという構成の映画。 最近パッと思い浮かんだのは「春との旅」 今では結構見る感じですが1937年フランスでもうあったのね。 これが元祖かどうかは分からないが。 全体的にはまぁまぁ見れた。
- beautiful_japan_
5.0点
未亡人になって遺品を整理していたら、自分が16才の時に参加した舞踏会の相手を書き連ねた手帖が出てきた。その相手を一人一人訪ねていくと、それぞれが意外な人生を歩んでいることを知る。 ダンス相手たちの様々な人生を通して人生の悲哀を描く。 1937年の作品のためモノクロだが、舞踏会の風景やキャバレーの踊り子たちの様子などが美しい。ヴェルレーヌの詩の一節が唱え合うなど、フランス映画の優雅さがにじみ出ている。 登場人物の人間模様がよく描かれている構成は高く評価できる。設定を現代に変えてリメイク版を作ったら名作になるような気がする。
- walbatross
4.0点
昔、この映画を真似て旅したお婆さんの小説を読んだことがあり、面白かったので、オリジナルを見てみた。昭和12年という、自分が生まれる前の作品だが、さすが、フランス映画、今みても、お洒落なストーリーで面白い。過去の恋人たちは不幸な人あり、幸せな人あり、でも、それぞれが今を生きていて、主人公の入る隙がない。結局、過去には戻れないという話かと思ったら、最後、想定外の結末に驚いた。でも、こういう終わり方もありかなと納得。古い映画なので、白黒が残念。今なら華やかな映画になるだろうなぁと思う。リメイクしないかな。
スタッフ・キャスト
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受賞歴
ヴェネチア国際映画祭第5回