時の流れと人生の悲哀を描く
- beautiful_japan_xp さん
- 2020年12月22日 10時53分
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未亡人になって遺品を整理していたら、自分が16才の時に参加した舞踏会の相手を書き連ねた手帖が出てきた。その相手を一人一人訪ねていくと、それぞれが意外な人生を歩んでいることを知る。
ダンス相手たちの様々な人生を通して人生の悲哀を描く。
1937年の作品のためモノクロだが、舞踏会の風景やキャバレーの踊り子たちの様子などが美しい。ヴェルレーヌの詩の一節が唱え合うなど、フランス映画の優雅さがにじみ出ている。
登場人物の人間模様がよく描かれている構成は高く評価できる。設定を現代に変えてリメイク版を作ったら名作になるような気がする。
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