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冬のライオン (1968)

THE LION IN WINTER

監督
アンソニー・ハーヴェイ
  • みたいムービー 27
  • みたログ 188

3.52 / 評価:52件

意外に見られた

  • sasanino98 さん
  • 2014年3月11日 13時10分
  • 閲覧数 735
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

 1968年の作品であることを考えると、キャサリン・ヘップバーンさんの明快な演技は素晴らしいと思います。彼女のリアリティーあるビビッドな演技のおかげで、何とか最後まで見ることができました。
 
 古い映画はやはり古い映画で、感覚的に受け付けられない色んな点があったのは事実です。
 
 音楽とかも苦しかったですが、その第一は、登場人物があまりにも思ったことを口に出し過ぎで、舞台が元の作品なせいもあるのでしょうけれど、あんなに正直に本人を目の前にして悪口を奏上すれば、打ち首にされても文句は言えません。その割に、三人の子供たちは結局命は助かっているのも不思議。父親が溺愛する三男が一番愚かだったり、愛人より王妃の方が数倍綺麗で魅力的だったりするので、そもそも王がおバカに見えて仕方がありません。フランス国王も遊び(に来ているとしか思えない軽さ)に来て、主人公は「イギリス」という大国の王であるわけですが、せいぜい村長さんレベルの規模のお話にしか見えない、ホームドラマ感が良くも悪くも、全体を支配している映画です
 
 憎しみを露わにし、緊張がみなぎった直後に、傷を舐め合い、お互いを気遣う彼らの台詞は、どこに真実があるのか探すのを放棄し、大筋を俯瞰で見ることを余儀なくされましたが、それで良かったのだろうと思います。

 それにしても、あんなに素敵な女房をしゃあしゃあと塔に送り返すヘンリー2世、私はどうしても好きになれません

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 悲しい
  • 不思議
  • 知的
  • 絶望的
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