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いまを生きる (1989)

DEAD POETS SOCIETY

監督
ピーター・ウィアー
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4.13 / 評価:1508件

私も机の上に立てる人でありたいと願う。

美しい映画。音楽も描かれる風景も、少年たちの躍動感も美しい。たぶん、初見は30年ぐらい前。当時の私は、世の中の規律や予定調和の世界、無言の圧力その他もろもろに屈することなくもっと自由に生きていたような気がする。今は、昔に比べて、ずいぶん丸く生きやすくなったけど、もう机の上には立てないかもしれない。

机の上に立つことは、孤独で心細く、だから、とても勇気がいること。そして無防備な自分をさらけ出すこと。

だからこそ、キーティングの行動は、多くの生徒達の心を掴んだのだと思う。自分の体面や立場を守るために、時としてわが子にさえ自分のエゴを押し付ける他の大人とは違ったから。

なぜニールの父は、真夏の夢さえ見させてくれなかったのだろう。父は何を守ろうとしたのだろうか。最愛のわが子を喪うほどの犠牲を払うものなど何も存在しないのに。

トッドがラストシーンで泣きながら机の上に立つシーンは、ひどく感動的だ。自分の価値観を疑い、大事なものをその手でしっかり掴み「いまを生きろ」というあなたのメッセージは、ちゃんと届いています。心に刻んでいますということを行動によって伝えたシーンだから。

思春期の青少年に関わる人には、ぜひ観てもらいたい傑作。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 泣ける
  • 悲しい
  • ロマンチック
  • 知的
  • 切ない
  • かっこいい
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