プリズン・オン・ファイアー2

監獄風雲Ⅱ逃犯/PRISON ON FIRE II

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プリズン・オン・ファイアー2
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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

解説:allcinema(外部リンク)

本編配信

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予告編・動画

作品レビュー(2件)

笑える33.3%コミカル33.3%スペクタクル33.3%

  • xi_********

    3.0

    リンゴ・ラム最後の輝き

    前作をレビューしたのが、ほぼ一年前。狙ったわけじゃないですが、つい先ほど、実に久しぶりにこの続編『プリズン・オン・ファイアー2』を観たので、この機会にレビューしておきます。 前作を大成功(香港では記録的大ヒット)に導いた主要スタッフ・キャストは当然続投し、監督のリンゴ・ラム、脚本のナム・イン(リンゴ・ラムの兄)、主演のチョウ・ユンファの三人に変更はなし。一部の受刑者仲間も前作と同じ顔ぶれ(ウォン・グォンリョン)が登場しますが、ユンファの相手役はレオン・カーフェイからチェン・ソンヨン(余程の香港映画好きでもないと知らない顔でしょう)に代わり、憎たらしい看守長を演じたロイ・チョンの代わりはチョイ・カムコン(こちらもあまり知られてない顔かも)。 前作との大きな違いは、実際に収監された経験のあるナム・インの実体験に裏打ちされた前作が、あくまで刑務所内を舞台に描かれていたのに対し、今回、主人公ティム(ユンファ)と相棒ドラゴン(チェン・ソンヨン)のふたりは刑務所の外へ出ること。つまり、今回は原題の『監獄風雲2 逃犯』からも推察出来る通り、主人公たちが“脱走”するお話。 ある日、脱走を試みた大陸出身の受刑者が捕らえられ、見せしめに暴行を受ける騒ぎが起こる。機転を利かせたティム(ユンファ)が彼を助けたことで、大陸出身の受刑者を統率するドラゴン(チェン・ソンヨン)との間には友情が芽生えるが、この一件で新任の看守長(チョイ・カムコン)から睨まれることに。しばらくしてティムの一人息子の面倒を看ていた母親が亡くなるが、看守長は葬儀参列のための外出許可を与えないばかりか、息子との面会や手紙までも制限する。そして息子への想いを募らせるティムは、彼に会うために脱走してしまう・・・。 前作同様、暴力看守長VSティムと言う基本構図は継続され、伏線として受刑者同士の内部抗争が勃発するのも前作と同じですが、本作ではティムが収監される原因となった事件(過失致死)の経緯と、息子との親子愛と言う物語も描かれます。その幅を引き出すために加えられたのが脱獄のアイデアなのでしょうが・・・正直、これは成功しているとは言い難い(苦笑) そもそもこの映画(前作)は、「監獄」と言う特殊な舞台の中で繰り広げられる、受刑者同士の結びつきや、彼らが団結して対決に向かう暴力看守(権威)との対立軸と言う、実社会にも存在する普遍的な要素を描いたことで成功したわけです。限定空間(監獄)が舞台の物語に続編を用意するのは難しいのでしょうが、それを広げるために、外(脱獄)と言うアイデアを用いたのは、やっぱり少し無理がある。しかも、親子愛(ティムが脱獄する理由は息子のため)を描きたいのに、刑期延長となり、ますます親子の距離が遠のいてしまう手段を用いるのでは本末転倒。ナム・インの発想は、この閉鎖的な物語世界を広げたかったのだろうとは想像出来ますが、やはりちょっと無理矢理な感は拭えません。 但し、脚本の力が前作からは数段落ちるこの映画が最後まで観客を引っ張っていけたのは、脚本の粗を隠そうともしないリンゴ・ラムの丁寧なストーリー・テリングと、主演のチョウ・ユンファの魅力と言う二本柱が輝きを失わなかったからでしょう。 私が大好きなリンゴ・ラムは、過去のレビューで繰り返し述べていますが、この映画の後、『フル・コンタクト』辺りから突如としてスランプに陥ります。言わば、この映画は彼のキャリアにおける最後の輝きを放っている映画です。何てことのないエピソードの積み重ねによるストーリーの構築。そこにキャラクターたちの心を描き出す。リンゴ・ラムの演出に派手さはありませんが、その味わいは、はまれば癖になるでしょう。 そのリンゴ・ラムの演出と相性が良いユンファの奔放な魅力は相変わらずです(笑)ジョン・ウーとのコンビではハード・ボイルドな面ばかりが強調されていますが、より人間味を感じられるのは、リンゴ・ラムと組んだ時ではないでしょうか。前作以上に悪辣なチョイ・カムコンの悪役っぷりが際立つのも、ユンファと言う太陽がいてこそのものでしょう。 前作よりは脇の甘い映画ですが、それでも、決してつまらない映画と言うわけではありません。80年代(この映画は91年製作ですが)の香港ノワールや、あの当時の香港映画の匂いが好きな方は、何の問題もなく愉しめると思います。 香港ノワールにおける「男の友情」と言うテーマはジョン・ウーの専売特許であり、今日ではジョニー・トーがそれを受け継いでいると言う印象を持たれてる方は多いと思いますが、私はそれに異を唱えたい。と言うか、リンゴ・ラムを忘れないで欲しいと願います。 リンゴ・ラムも、間違いなく、この分野における巨匠のひとりだったのだから。

  • fbx********

    2.0

    独特の熱気

    香港映画には独特の熱気がある。 その熱気は映画草創期の熱い思いなのか。 映画のストーリーは強引そのものだが、 熱さを楽しみたい人には満足なのでは。 私にちときつい。

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
プリズン・オン・ファイアー2

原題
監獄風雲Ⅱ逃犯/PRISON ON FIRE II

上映時間

製作国
香港

製作年度

公開日
-

ジャンル