音楽、ギャグはとてもいいと思う。ただ ...
- bai***** さん
- 2020年6月22日 21時19分
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- 総合評価
序盤から「あ!この曲知ってる!この映画からだったんだ!」という名曲が続々登場し嫌でもテンションが上がり、
孤児院のシスターや淡々とおいかけるポリスなどのサブキャラのコミカルぶりもウケるし
スターウォーズのレイア姫が訳も語らずヘビーなウエポンを無表情でぶっ放しまくるのもブラックジョーク感満載で素直にフフッ、となってしまい
R&Bや盛り上がる音楽やダンス、シニカルめのギャグ、あとはド派手なカーチェイス!!それらが好きな人には満点なのだと思います。
ただ ...「法と秩序を守り、人と環境にできるだけ優しく、人として正しく生きていきたい」と日頃から思っているような真面目なタイプの人にとっては、
見ていてだんだん辛くなってきたり心理的なストレスを感じずにはいられない ...かもしれません ...!( T_T )
もちろんフィクションだしギャグだしと思って観ていたのですが、
主人公達が道路交通法違反や詐欺まがい、窃盗などの犯罪行為を(別に不必要な場面でも)息をするように気軽に良心の呵責もなくどんどん行う、(つまり普通に犯罪者)
カーチェイスなどで建物やお店の売り物、パトカーやを壊す壊す、とにかく破壊しまくる→フィクションです、フィクションですが、どうしても理不尽に被害をこうむったお店や轢かれて死にそうになった通行人側に感情移入してしんどい、
またこの長ーーい派手なカーチェイスなどの撮影のために大量の瓦礫、廃棄物が発生していることに心が痛い
そしてお店で歌う演者に対して際限なくビール瓶やグラスなどを投げつける客(むこうでは当たり前)や
最期のシーンの明らかにポリスやアーミーをバカにして楽しむ場面で
最近のアメリカのdefund police(警察排除)ムーブメントやデモから発展した暴動略奪などが起こってしまう
アメリカ人の気質というか、彼らのダーティでバイオレンスな考え方がわかってしまい単純に見ていて辛い、不快 ...
またシナリオもとっっても単純なので説明不足の部分も気になってしまい、「楽しい、おもしろい!」の感情よりも「見ていてしんどい、なんか納得いかない。。」の感情の方が終盤にかけて勝ってしまい、主人公たちを軽蔑し嫌ったまま映画が終わってしまいました ...( T_T )笑
皆さん安定の高評価でとっても期待して映画館に見に行ったのですが、大きなストレスを抱えてぐったりしながら出てきました。涙
情緒的な映画や勧善懲悪(戦う相手が完全なる”悪者”)な映画、リアル感ドキュメント感のある映画など好きな方には
ちょっと合わない可能性があるということを書きたく、初めてこちらで投稿させていただきました。(
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