ブルーベルベット

BLUE VELVET

121
ブルーベルベット
3.7

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作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(90件)


  • ech********

    4.0

    リンチ君にしては良心的

    映画界の危険人物の作品は、マルホランドみたような独りよがりもあってめんどくさいですが、これはまあまあ理解可能です。双子岳の少し前なので、ダルイ感じがすごく似てます。ホッパー君のサイコぶり、ほんとにこの人怖いですね。

  • hik********

    2.0

    いざ、青い悪夢へ誘わん。

    平和な田舎町の地面には、蠢く虫、やがて発見される「耳」、それに群がる蟻。 こんな異常な世界を、さらりと表現できるリンチ監督は流石としか言いようがない。 独特なカメラアングルと、全体的に薄暗い明度。 主人公がドロシーの部屋へ向かう途中に階段に昇るシーンは、まるでダーティーな闇の世界へ誘われていくかのような、恐ろしさと幻想さを兼ね備えており、個人的にお気に入りのシーンである。 全体的に性倒錯、暴力、官能、恐怖を、まるで観客に蝕むように表現されており、 とどめにデニス・ホッパーの強烈な怪演がお見舞いされ、凄まじいインパクトを残す。 ここまで肯定的な意見を述べておいてなんだが、個人的には総評すると不満である。 登場人物に全く好感が持てず、主人公がただの間男で行動に一貫性が感じられず感情移入しにくい、更にヒロイン(ダーン)も何故かそんな奴に惹かれるという始末。 そもそも他のリンチ作品に比べると、良く言えばマイルド、率直に言うと物足りないという印象だった。 これでパンチ不足なのか?という突っ込みが飛んできそうだが、「イレイザーヘッド」や「マルホランド・ドライブ」に比べてしまうと、やはり物たりなさは否めないのだ。

  • ジャビえもん

    5.0

    ネタバレ不思議な世界

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • ynb********

    3.0

    予測不能と言うか不思議な展開

    ジェフリー役のカイル・マクラクランの素人的な捜索でハラハラし、 甘い音楽で心を揺さぶられました。 ジェフリーがヤクザ者のフランクに拉致され、ボコボコに殴られている シーンは、車の上で踊るオバサン?が笑えました。 カイル・マクラクランの横顔が唐沢寿明さんに似ていた。

  • tyo********

    3.0

    ネタバレいまいち

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • mos********

    5.0

    はかりしれない影響

    映像の効果で、一聴その光景にそぐわない楽曲のかかる方法が、よくある。 専門用語があるのかもしれないが、わからない。 たとえば、混沌──天安門事変やベルリンの壁の崩壊や多発テロや東日本大震災のような画像をフラッシュしながら、バックには中島みゆきの時代がかかっている──といった技法と似ているが、映画でもっとよく使われるのは、スローモーションと併せて、画では格闘や殺戮などの狂乱が繰り広げられていながら、バックには甘美な歌謡が流れている──というやつである。 もはや常套な技法となっていて、うまく使わないと白ける。 この技法が、どんな効果を及ぼすかというと──むろん、その映画の脈絡のなかで、多様ではあるが、よくある訴求効果としては人の所行の戯画化だろうと思う。 繰り広げられる人間の醜悪さをスローモーションにして、甘い曲をながすことで、それらを俯瞰し、ポエムや愚かしさや退廃や終末観──などの情感を増幅させる効果がある。とみている。 たとえば日本映画界の雄と見なされているバイオレンスの鬼才監督の映画では、少女達の流血や狂気の背景に、軽快なポップが流れたりする。もちろんこれは悪例として挙げたのであって、がんらい、そんな稚技をほんとにやってしまうのは、桐島の映画部の前田涼也くらいなものである。 それはともかく、この専門用語のわからない映像効果を使った、個人的にもっとも琴線へきたシーンが、ブルーベルベットのラブレターだった。 わたしは当時このケティレスターという古い黒人歌手がうたうラブレターのソースを血眼になって探した記憶がある。まだ、ものの数秒でその楽曲へたどりつける時代ではなかった。 プレスリーもナットキングコールもJulie Londonも歌うがケティレスターのラブレターはムード歌謡の雰囲気がない。なんと言ったらいいのかわからないが、地獄の底のクラブで聴いたラブレター──であり、胸にくるというより脳にくる。むろんブルーベルベットのなかで聴いたから──でもある。 ジェフリーが部屋へはいるとふたりの男が死んでいる。ひとりは椅子にいてベルベットを口に詰め込まれ耳を削がれている。ひとりは立ったまま、死後硬直をおこしている。そこへラブレターが流れてくる。銃撃があり窓ガラスが砕ける。ジェフリーが独言する。 見返したら、それだけ、である。が、高校生だった私が、この映画から受けた衝撃はすさまじいものだった。 ロイオービソンが甘い歌謡からいびつな歌謡へ印象が変わる。──いうなれば、世界の見方を変える映画だった。 じっさいツインピークスやこの映画等によってリンチが世界中の映像作家におよぼした影響は計り知れない。数多のサイコサスペンスにその影響を見るし、日本の映像作家がどや顔でつくった刑事ものやスリラーにもリンチの影を感じない──ものはない。

  • きむらおだお

    4.0

    ネタバレ世界は不思議な場所

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • エル・オレンス

    5.0

    ネタバレ左耳からリンチワールドへようこそ。

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • そぉきたか

    5.0

    ハマる人はハマる。

    人の耳を拾うところから始まる恐怖がずーっと持続。心理的恐怖が襲ってきて訳も分からず物語の展開がもの凄い。着地点はどこ?と思いながらこの映画の虜になってしまいました。 デニス・ホッパーの怪演は群を抜く。サイコの塊。いったい正常な人が居るのだろうかと思わせるリンチの傑作です。

  • gen********

    3.0

    FUCKME!!!!!

    ぶっちゃけあんまよさがわからなかったけどFUCKMEおじさんが面白かったので星3

  • kak********

    4.0

    恐怖が支配するエロチックなシーンは幻想的

    「エレファント・マン」で一躍有名になった鬼才デヴィッド・リンチ監督が脚本も兼任した作品。 センセーショナルな裸のシーンが物議を醸し出した映画だが、物語の異常性と恐怖に支配された状況下では、むしろ自然であり美しくも感じる演出である。 物語は、「耳」から始まり「耳」で終わる。 主演は、「デューン/砂の惑星」でもデヴィッド・リンチ監督と組んだカイル・マクラクラン。監督が描く主役に相応しい役者として連続採用となっただけあって、真面目だが好奇心の強い青年を好演。 そして、普通ならヒロイン役とも言うべき影の主役に、父が名監督のロベルト・ロッセリーニ、母が名女優のイングリッド・バーグマンというイザベラ・ロッセリーニ。彼女の体当たりの演技がなければ中途半端な作品になっていたに違いない。 共演も、「イージー・ライダー」でピーター・フォンダと共演のデニス・ホッパーの迫力ある演技は見事。また、撮影当時19歳ながら監督の期待通りの演技を披露したローラ・ダーンは、「ファミリー・プロット」や「ブラック・サンデー」のブルース・ダーンが父で、後に「ジュラシック・パーク」でのエリー・サトラー博士役で知られるようになる。更に、やはり「デューン/砂の惑星」で公爵家の医師役を好演のディーン・ストックウェルの怪しい魅力も見逃せない。 他でも、「狼よさらば」でチャールズ・ブロンソンと共演したホープ・ラングやデヴィッド・リンチ監督の自主制作「イレイザーヘッド」で主演を務めたジャック・ナンスなど多彩な顔ぶれが揃っている。 題名の「ブルーベルベット」は、歌の役割と布を強調する役割が与えられていて、正に内容を象徴している。 冒頭の異常さも、結末も「耳」が語っているだけでなく、そこここにちりばめられたリンチ・ワールドが堪能できる作品に仕上がっている。

  • hnh********

    3.0

    あの酸素マスクは何!?

    一生懸命ストーリー、お話しを追おうとしたのですが、「えっ、何してるの?」「どうしてそうなるの?」っていう言動が多々多くて、見終わっても、「う〜ん…。(^^;」って感じでした。あの、酸素マスクは何をしてるのですか?w ちょいちょい笑っちゃう箇所も有りました。「次は何してくれるんだろう?」っていう期待で、そこそこ飽きずに観れました。

  • nondele

    2.0

    私には・・

    難しすぎて何が言いたいのか理解できませんでした。 デビット・リンチというよりタランティーノっぽく感じました。 後で調べたら彼女がイングリット・バーグマンの娘という事には驚きましたが。

  • yos********

    4.0

    正直、ゲテモノ映画の類だろう

    ハマる人にはハマるし、受け付けない人には時間の無駄でしかない 自分は大ハマりでした この映画の陰惨さとカイル・マクラクランやローラ・ダーンといった さわやか系の俳優がえらいミスマッチなのだがそれがラストシーンにつながる気がする。 いやはや、デビット・リンチの脳内はいったいどうなっているんだろうか? ローラ・ダーンが可愛かった

  • non********

    5.0

    ネタバレリンチの描く社会の「闇」

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • おおぶね

    3.0

    今更の映画

    特別編というので観た。 違いが分からなかった。 「事実は小説より奇なり」なので、今更の映画。 いいのか悪いのか?

  • aba********

    4.0

    ハサミ片手に、酸素マスクして興奮する狂人

    旧作26/120本目(2017)。「怪作」とはこのこと…。思いのほかストレートに楽しめた。 ・冒頭から薄気味悪い。アメリカンなオープニングが古き良き”過ぎる”。観客に、にこやかに手を振る消防士にゾッとした。そして、カメラが華やかな主人公宅の庭の茂みの細部にズームしていくと、気持ち悪い虫がうごめいている。たまらなく嫌。つまり最高。 ・主人が倒れているのに遊んでいる犬のスローモーションが、獣性引き立てて良い。ペットなんて、所詮話の通じない別種というメッセージか。 ・主人公宅のテレビに映る、階段を上がっていく、という描写が印象的。その後、主人公は文字通り、あのエレベーターが壊れたヤバいアパートの危ない「非常階段」を上がることになるという示唆。伏線としても絶妙。 ・意外に、伏線がしっかりしていて普通の映画みたいに面白くて、驚き。ハイネケンとか、「俺を見るな」とか、リンカーン通りの伏線と、外連味のあるジャーン!という音とか良かった。 ・ピアノ演奏のズリ下げが、そのまま次のシーンのBGMになっていくあたり、テクニカル。また、黒が多い画面と、不穏で小さな重低音のSEが良い味出している。あと、協会の前で主人公とヒロインが会話していて、教会から聞こえ始めたパイプオルガンが自然と劇伴になっていくあたり、本当に上手い。 ・スパイ映画的潜入シーンは素晴らしい。計画にないアクシデントが起きて、最終的に結局は上手くいっちゃう感じ、ストレートに面白い。 ・全裸にまつわる思わぬ展開は、完全に意表を突かれた。最近観た「愛の渦」的シチュエーションに巻き込まれるのは嫌だけど、こういう世界になら入っていきたい。 ・悪役のクレイジー性たるや。ハサミ片手に、酸素マスクして興奮する感じ、どうやったら思いつくんだ。ロマンチックなこと言う感じも、悪党として非常に薄気味悪い。そんな奴と急スピードドライブの描写は恐ろしすぎる…。 ・「肌触り好き?」のセリフセンス。強調するように、映像と音が一段階ズームする様は強烈。一番好きなカット。音のズームは初めて観た映像テクニック。 ・近年で言えば、フィンチャーみたいなキレキレ映像技術が気持ちいい。ゲイハウスでの、急に姿消すカッティングびっくりした。 ・ロマンチックソングとたこ殴り描写の組み合わせの妙。それだけでお腹一杯なのに、車の上でゲイがダンスってなんだよ。怪奇映像だった。 ・立ったまま半分死んでいる人間の手がビクッとなるの、ハイセンスとしか言いようがない。誰も思いつかない。二番目に好きなカット。 ・虫加えたコマドリ、どうやって撮ったんだろう。 ・ヒロインを暗闇から登場させるセンス。秘密共有型の吊り橋効果的ラブストーリーがメインかと思いきや、恋愛なんてただの薄気味悪さの踏み台にしてしまっている辺り、尖っていて好き。 好きじゃない点 ・さすがに意味不明すぎる。やっぱり、映画内で意味を追えるのが理想かなと思っちゃった。解説必須な怪作。 ・デニスホッパーのラストの髭、変装といえるのか(笑)。シュールな笑い。ある意味好きな点。

  • jir********

    5.0

    脳天ブチ抜かれた

    大人の鑑賞にも耐えうる芸術性と大衆性を見事に調和させた作品。 精神が未熟なものには絶対に真似できない熟成されたウイスキーのような香気が漂う。 唯一無二で誰にも真似出来ない。 強いて言えばダリオ・アルジェント監督と少し似た 雰囲気があるそれは作風というよりは他を寄せ付けない圧倒感、我が道を行く孤高感、そんな大枠の部分か。 デヴィット・リンチ監督の入門編とも言うべき彼の中では分かりやすい作品。

  • hfg********

    4.0

    観賞後の困惑感がたまらない名作

    感想書こうにも困惑しますね。 当時の批評家達もさぞ困惑されたのではないでしょうか。 しかしこの困惑感がたまらない、間違いなく名作だと思います。 デビット・リンチ作品は所見だったのですが、一見意味不明な演出がめちゃくちゃ効果を発揮している映像は癖になりそうです。 更に俳優陣の熱演がこの世界に引きずり込んでくれます。 必見の価値ありです。(※人によっては無いかもしれません)

  • kas********

    3.0

    ネタバレデニスホッパーの名演技

    このレビューにはネタバレが含まれています。
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