ブルグ劇場

BURG THEATER

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ブルグ劇場
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作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(5件)

切ない27.3%ロマンチック18.2%知的18.2%かわいい9.1%笑える9.1%

  • じぇろにも

    4.0

    ウィーン

    招待状

  • kak********

    3.0

    「カリガリ博士」がウィーンでロマンス!?

    『ウィーン国立ブルグ劇場』という230年の歴史を持つ 劇場を中心に、社交界や恋の迷走を織り交ぜ描かれた人間 ドラマ。 主役を演じたのは、「カリガリ博士」で知られるヴェルナー・ クラウス。実在した社交嫌いの舞台俳優をモデルに、世間に うとい名優のロマンスが描かれてゆく。 類似した映画では、ハインリッヒ・マン原作『ウインラート教授』 を映画化した「嘆きの天使」が思い出される。こちらもベテラン 教授が若い踊り子に恋をし盲目になってしまう。 マレーネ・ディートリッヒ主演で人気が出たが、個人的には 1959年製作でクルト・ユルゲンス主演の方が好きだ。但し 今日の時点ではDVDは発売されていないのが残念である。 本作品は、悲恋というより若者の恋の危うさを中心に、ストーリー の展開の妙を売りにしている。仕立屋の娘レニに扮するホルテンセ・ ラキーの一途さが、恋の騒動に発展していく有様はコミカルで 楽しめる。 若い俳優は名声に憧れ、名優は純愛に全てを賭ける構図は、良くある 話で珍しくはない。しかし、歴史ある劇場が舞台になった事で、 物語に重みが加わり、テンポも良いので一気に観てしまう。 監督は「未完成交響楽」の監督兼脚本で知られるヴィリ・フォルスト。 本作品でも共同脚本も担当し、コミカルなラブロマンスに仕上げている。 いくつになっても恋する事が出来る素晴らしさを喜ぶべきか? 悲しむべきか?結果だけを求めるより、過程を楽しむ余裕があれば 人生楽しくなる事を「ブルグ劇場」は教えてくれる。

  • asu********

    4.0

    老いても恋は盲目

    大物俳優の初老のミッテラーが、恋に先走り、傷つき、 現実を直視し、大人な態度を取るのが、胸が痛いですよ。 中高年の恋心は、若者のようにストレートに、 表現するのも、直視するのも難しいのです。 映画の最後のウェルナー・クラウスが演じる ミッテラーの「ファウスト」の台詞は、心からほとばしり出てきて、 それまでの経過を見ているものには、より一層心に響いてきます。 昔の映画で多少まどろっこしく、白黒で見難いし、 演技がおおげさに感じる方もいるかもしれませんが、 男爵夫人や初老のミッテラーの立場で見る年頃になると、 結構味わい深い話になっています。 中高年以上の方には、共感できる部分のある、 ちょっと甘くてほろ悲しい、いい映画だと思います。

  • gar********

    4.0

    老いらくの恋の行方は…?

    19世紀後半のウィーン。この街で最も格式のあるブルグ劇場の老優ミッテラー(ウェルナー・クラウス)は、大の人嫌い。ウィーン中の人々に尊敬される名優でありながら、私生活では、ほとんど人づきあいもせずに召使と二人で暮らしている。そんなある日教会で見かけた若い女性レニ(ホルテンゼ・ラキー)に一目ぼれしてしまう。だが彼女には、好きな俳優志望の青年ライナー(カール・エズモンド)がいて… 1930年代のドイツ・オーストリア映画で、ドル箱と呼ばれたジャンルが19世紀から20世紀前半までの平和で華やかな時代のウィーンを描いた、「古き良きウィーンもの」といわれるジャンルです。『会議は踊る』『未完成交響楽』『たそがれの維納』などが、よく知られています。この1937年制作の『ブルグ劇場』もそんな「ウィーンもの」の一つです。 名声と実力を兼ね備え、年も相応に重ねた男が若い娘に夢中になってしまう…というとディートリッヒの『嘆きの天使』の教授のように、最終的には若い男に女性を取られてしまい、みじめな姿をさらす…という姿を思い出しますが、この作品は相手を思って潔く身を引く老優ミッテラーの潔さと気品が印象的でした。 そんなミッテラーを演じるのは、ヴェルナー・クラウス。ドイツ・サイレント映画の伝説的作品『カリガリ博士』で眠り男を操るカリガリを怪演した人です。本来舞台人でもあるこの人は、当時のドイツ演劇界の大御所としても知られ、この映画が製作された当時はドイツ(言わずと知れたナチス政権)において『国家俳優』という称号を与えられていたほどの人でした。そういうわけで、この役はまさに彼にうってつけ、本領発揮といった所です。俳優として、舞台で格調高く演技をする所も良いですが、やはり個人的に好きなのは、レニに恋する男の姿を演じる所。彼女に会うために、めったに出向かない洋服を仕立屋(レニの父)の店に出向いたり、めったに行かない野外レストランでデートをする…まさに「心は、20代」になってしまったミッテラーを実に巧みに演じています。謹厳実直な名優が、このように変貌する姿は、実に可愛らしく、見ていて笑顔になれました。 しかし、この映画で最も素晴らしかったのはレニにミッテラーが解雇の危機にさらされたレニが思いを寄せる俳優志望の若者ライナーを助けることを頼まれた後、ショックと心乱れた状態で舞台で演じるシーンです。ミッテラーが演じているのは、ベートーベンの第九の詩『歓喜に寄す』を書いたことで知られるシラーの戯曲『ドン・カルロス』のスペイン国王フェリペ2世。このフェリペ2世もこの映画の筋立てのように、年の離れた妃を若い実の息子と取り合うことになる…という役柄です。権力の中心にありながら、家族にも愛にも恵まれぬ孤独で悲しい独裁者が息子を支持する群衆の声を聞いて、「私は無力な老人」という所を、ミッテラーが演じるのです。この芝居と映画のストーリー展開のシンクロぶりの見事さは、さすがです。『ドン・カルロス』では、息子を支持する民衆の騒ぎを若い士官が王に知らせ、それを聞いたフェリペ2世が「私は無力な老人だ」というセリフを吐きます。映画でこの士官を演じているのがレニの恋人ライナー。若くりりしい若者を見た、老いた男の実感が実によく表現されていて、見ごたえあるシーンになってました。 老優の老いらくの恋を、格調高く描きだした作品。名優・ウェルナー・クラウスの演技に感服します。 <ヴェルディの『ドン・カルロ』> シラーの『ドン・カルロス』は、ジュゼッペ・ヴェルディが1867年に『ドン・カルロ』というタイトルでオペラ化しています。ヴェルディは、この作品でのフェリペ2世(イタリア語読みでは、フィリッポ2世)への深い思い入れがあったらしく、この役のために美しいアリアを多く書いています。その中での白眉は、「一人さみしく眠ろう」です。妻にも愛されず息子にも背かれた国王がただ一人思いを吐露する一曲。権力者の孤独を表現する演技力と深く響く喉を歌い手に求める傑作アリアです。

  • tot********

    3.0

    名作といわれているが・・・

    名作ということで期待して観た割には、私には退屈な映画でした。20年ほど前に観たきりなので、今観ると感想も違うのかもしれませんが・・・。私のこの映画への印象はチャップリンの「ライムライト」と似た感覚です。この2作品とも評価は高いのでしょうが、“あ~、観てよかった。”と思えなかった分、私は敢えてもう一度観たいとは思いません。

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
ブルグ劇場

原題
BURG THEATER

上映時間

製作国
オーストリア

製作年度

公開日
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