ここから本文です

ブルグ劇場 (1937)

BURG THEATER

監督
ヴィリ・フォルスト
  • みたいムービー 5
  • みたログ 23

3.57 / 評価:7件

「カリガリ博士」がウィーンでロマンス!?

  • hoshi595 さん
  • 2010年7月5日 3時28分
  • 役立ち度 12
    • 総合評価
    • ★★★★★

『ウィーン国立ブルグ劇場』という230年の歴史を持つ
劇場を中心に、社交界や恋の迷走を織り交ぜ描かれた人間
ドラマ。

主役を演じたのは、「カリガリ博士」で知られるヴェルナー・
クラウス。実在した社交嫌いの舞台俳優をモデルに、世間に
うとい名優のロマンスが描かれてゆく。

類似した映画では、ハインリッヒ・マン原作『ウインラート教授』
を映画化した「嘆きの天使」が思い出される。こちらもベテラン
教授が若い踊り子に恋をし盲目になってしまう。

マレーネ・ディートリッヒ主演で人気が出たが、個人的には
1959年製作でクルト・ユルゲンス主演の方が好きだ。但し
今日の時点ではDVDは発売されていないのが残念である。

本作品は、悲恋というより若者の恋の危うさを中心に、ストーリー
の展開の妙を売りにしている。仕立屋の娘レニに扮するホルテンセ・
ラキーの一途さが、恋の騒動に発展していく有様はコミカルで
楽しめる。

若い俳優は名声に憧れ、名優は純愛に全てを賭ける構図は、良くある
話で珍しくはない。しかし、歴史ある劇場が舞台になった事で、
物語に重みが加わり、テンポも良いので一気に観てしまう。

監督は「未完成交響楽」の監督兼脚本で知られるヴィリ・フォルスト。
本作品でも共同脚本も担当し、コミカルなラブロマンスに仕上げている。

いくつになっても恋する事が出来る素晴らしさを喜ぶべきか?
悲しむべきか?結果だけを求めるより、過程を楽しむ余裕があれば
人生楽しくなる事を「ブルグ劇場」は教えてくれる。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 笑える
  • 楽しい
  • ロマンチック
  • 知的
  • かわいい
  • コミカル
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ