どこまでも孤独
- mod***** さん
- 2016年9月21日 11時46分
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胸の奥底が震えた。
よくある戦争映画の様に兵士を讃え祖国万歳、故郷で待つ家族の涙そういったものが全て排除されている。戦争という歯車に自ら組み込まれている機械的な人間を丁寧に表現しまさにリアリティよりリアルを描いていた。
残酷ではあるが、ラストにあの歌を声高に斉唱する兵士達が私にはどこまでも孤独に見えてしまった。いや戦争の道具となった物質であるそれらに擬人化する事は間違っているかもしれない。
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