殺すにはもったいないキャラ
- t32 さん
- 2017年9月8日 10時07分
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前半の訓練兵時代のエピソードが印象的で面白かっただけに、後半のベトナムに着任してからがもう一つ物足りない。
プラトーンの時も感じたけど、ただドンパチしてるだけでそこに信念とか目的などといった、核となるべきものが見当たらないのだ。
実際のベトナム戦争においてアメリカ軍が行った行為に大義がない、ということなのかもしれないけど、それをそのまま映画作品に投影されるのは見ていてちょっとつらいものがある。
ラストのミッキーマウスマーチは、そんなアメリカを象徴しつつコミカルに皮肉っているように感じなくもない。
ひと際キャラが立っていた、教官とデブ二等兵を殺してしまうのは失敗だったのでは?
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