あらすじ・解説
解説:allcinema(外部リンク)
作品レビュー(4件)
- v_a********
5.0点
ネタバレ大好きな映画
このレビューにはネタバレが含まれています。 - syu********
4.0点
公開前から映画雑誌では仮題『急ぐ男』。 ドロンと当時の愛人ミレーユ・ダルクが共演。平凡な人生を嫌い、常に新しい物を求め秒刻みのスケジュールで動き回る美術商が、人生を賭けてオークションに挑む姿を描く。その美術品の持つ魅力と、その価値を競って自分の手にする時のスリルを唯一の生き甲斐としていた。生活全てにスリルを求めて、美術品収集と言うより、それを競り落とすスリル。「エトルリアの壷」を手に入れたところで、売っぱらっちゃいそうです。 ラスト凄いです!(アラン・ドロンの死に方の中でも、特筆すべき死)もしかしてアラン・ドロンて、こんな人かも(当たらずとも遠からずって気が…)。 1990年「チャイナシャドー」にも興味深いオークションの場面があった。
- tak********
2.0点
ネタバレ何故?
このレビューにはネタバレが含まれています。 - kak********
3.0点
「太陽がいっぱい」で一躍有名になったアラン・ドロン主演作。 そのヒットにあやかり「太陽はひとりぼっち」や「太陽が知って いる」などの邦題でアラン・ドロンのイメージが強調された作品 が日本で公開された。本作も「太陽よいそげ!」の邦題が予定 されプレス用パンフレットまで作られたが、実現しなかった。 物語は、敏腕美術商が欲しいものを手に入れるときのスリルと 興奮を生きがいに成功するのだが、長年求めていた”コトルリア の壺”が売り出される事になり、情熱を傾けた結果得られた物は 何か?が描かれてゆく。 相手役は、アラン・ドロンが愛した3人目の女優であるミレーユ・ ダルクが「愛人関係」に引き続き務める。ちなみに、1人目の女優 は、婚約解消してしまった、「恋ひとすじに」で共演のロミー・ シュナイダー。そして2人目は結婚後女優になり「個人教授」など の作品に出演したナタリー・ドロンだが、後に離婚となる。 本作品は1977年製作ながら、主人公が普段のドロンの役どころ とは違って”急ぐ”男だけに展開が早い早い。恋も仕事も同じ調子 なので落ち着かないのだが、そこはアラン・ドロンの魅力満開で 並みの映画とはならない。 共演では、マリーに扮するモニカ・グェリトーレが円熟した魅力の ミレーヌ・ダルクにない”青い果実”的な役柄を好演している。 この対比がお互いの魅力を際立たせる結果となり物語に花を添えて いる。 多少大袈裟な所があっても”男の生きがい”として共感できる部分 が多く、物語の結末より”男のロマン”が印象に残る佳作である。
スタッフ・キャスト
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