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ブロードウェイと銃弾 (1994)

BULLETS OVER BROADWAY

監督
ウディ・アレン
  • みたいムービー 100
  • みたログ 523

3.87 / 評価:176件

COMPROMISEー妥協ー

  • よだか2号 さん
  • 2015年8月18日 13時29分
  • 閲覧数 1461
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

分かってはいたけど、やはり監督や演出家といった職業には製作資金の出所や俳優陣、プロデューサーらの利害を上手く調整し対応する力が求められるのだなと納得しちょっぴり悲しくなりました…だから監督、演出家自身の欲求(芸術性)は自ずと妥協し譲らざるを得ない...
「作家主義」と呼ばれた時代は今や過去となり、有名な原作や名の知れた俳優が出演するなどヒットが保証されない限り資金が出ず製作さえもできないという現状…そんなことを自然と思ってしまう映画でした。

レビューを見ているとやたらと星5が多く「面白い映画だったけど、そんなにかな?」と思って調べてみると「ヘレン役のダイアン・ウィーストがアカデミー女優賞!!」

なるほどね(笑)

映画自体はいつものウディ・アレン監督さくといった感じで特に目新しさもなければ、格段つまらないというわけでもなく安定した面白さを保っている…

そんな映画でした。

一つ難点を挙げると後半デビッドが長年付き合った恋人エレンに女優のヘレンと浮気していることを告白しますが、その何分か後には「やっぱり僕のところに戻って来てくれ」というラストシーンになるので、いつもより展開が急に感じられ不快でした。

こんなんじゃ
デビッド「確かに俺は浮気してたけど、お前まで浮気するこた無いだろ。俺気づいたんだ、俺は芸術家じゃない!一人の人間として君に愛されたいってね」
エレン「まぁ素敵」
この程度の茶番劇にしか見えません。いつもの右往左往とは違うどこかデビッド軽薄さが目立ってしまい不快に感じます。それに、恋愛関係の話題(特にこういった状況での)をこういった芸術論や人間論的ないかにも「高尚な」話題とごちゃ混ぜにしてラストを迎えるので単にデビッドが自分が浮気した非を認めたくないから便利な道具としてそういったテーマを使ったようにしか見えないのも残念なところでした。

詳細評価

物語
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