あらすじ・解説
解説:allcinema(外部リンク)
予告編・動画
作品レビュー(18件)
- fiv********
4.0点
夏休みだからだろうか、映画館でリバイバル上映。 評判観ると高得点なので観ることにした。 内容は、夏休みに家族で過ごした避暑地の別荘での出来事を大人になった主人公がナレーションで語る。 全編コミカルに仕上げられて面白い中にも美しいフランスのプロヴァンス地方を背景に家族や友人の愛が豊富に盛り込まれて、とても優しい気持ちになる作品である。
- mik********
5.0点
プロヴァンス地方の別荘で、家族の絆、兄弟の絆、仲間たちとの絆を、いろんな出来事を体験しながら、少年から大人へと成長していく表現はいいね。
- kih********
5.0点
プロヴァンスといえばすぐに飛びつく。タイトルにプロヴァンスが入るのは『プロヴァンスの休日』と『プロヴァンスに贈りもの』の2作だけしか観ていないし、実際に行ったことなど勿論ないのに、きっといい所だろうと思う。本作も「プロヴァンスの夏」にしても良さそうなのに、敢えて少年の名前を優先して『マルセルの夏』にしてある。しかし、冠に『プロヴァンス物語』と付してあるところをみると、やはりプロヴァンスはブランド・スポットなのだ。 スクリーン上にはいわゆるのどかな田園地帯ではなくて、山岳丘陵地が映る。レンタルディスクの場合あえてブルーレイにするほどでもなく、大型テレビで見るほどでもない。女性受けするプロヴァンスというより、男性=父と息子受けのプロヴァンスだ。 アウトドア賛美か、野性味復活の勧めか、いずれにせよ、なよなよした都会っ子より「腕白でもいい、逞しく育て」というお話だ。主人公の少年・マルセルの父親が小学校の先生であるというのが押さえ所。自分の息子が並外れた優秀児であることに気づいて、喜ぶかと思いきや、これじゃいかん(多分、早熟ではいかんという意味だろう)と思い、今でいう家庭教育として夏のバカンスを田舎で暮らすことにする。学校の先生でありながら、我が子には学校風の学習から隔離する。 プロヴァンスの田舎で、それではどんな教育をしたかというと、それがない。むしろ、善良・生真面目だった先生が義理の弟から狩猟を学び、初めての“学習”に夢中になる。大人たちの“自然体験学習”を盗み見て、少年たちも学び上達する。少し恐い目にも遇うが、そこはプロヴァンス、ひどいことにはならず、かえって“学習”の高まりになる。 少年は中学校進学のための、今度は学校風の学習に戻る。奨学生試験に通れば来年の夏もプロヴァンスに 留学? させて貰える。次の夏は早熟児ではなく、普通で逞しい優秀児になって戻ってくることだろう。いい少年、いい家族、いい友だち、―― いい話だ。 『プロヴァンス物語』には続編があるから、それも観たい。もっと若かったら私もついて行きたいんだけど無理だ。でも、映画だけでも十分楽しい。
- npp********
4.0点
マルセルが夏休みにプロヴァンスの丘で過ごしたエピソードが中心。 素晴らしい景色で時間など存在しないかのようだ。 しかし時間は容赦なくやってくる・・・せっかくプロヴァンスで友達も出来たのに別れは辛い。 物語にこれといった変化はないが、マルセルにとってプロヴァンスでの体験は深く心に刻まれたに違いない。
- ham********
5.0点
初め観た時、さほどお気に入りではありませんでした。。 しばらくして、続編の「お城」が上映され、恥ずかしいことに、これを観終わった瞬間、「夏」がどれだけ素晴らしい映画かわかった次第です。 プロバンスの風や土、太陽の香りが少年たちの美しい会話や姿でつづられていく印象です。 生涯大切にしたい。善き友にこそ薦めたい映画です。
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