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プロビデンス (1977)

PROVIDENCE

監督
アラン・レネ
  • みたいムービー 4
  • みたログ 17

3.50 / 評価:6件

この世界は”実態と想念”で出来ている

  • bakeneko さん
  • 2009年2月19日 13時53分
  • 閲覧数 424
  • 役立ち度 4
    • 総合評価
    • ★★★★★

“実際の世界とそれを捉える主観の相克”を“知的遊戯性や幻想性”を交えた凝った映像でみせてくれていた頃のアラン・レネの代表的作品であります。

“認識の主観性”という同じテーマを扱った初期の代表2作(直線的に描いた「二十四時間の情事」vs象徴的に描いた「去年マリエンバードで」)で有名になったアラン・レネは続く同テーマの「ミュリエル」で、この独自の分野を確立していきます。
そして、本作は同テーマを基調にして更に“人間の本質や潜在的願望”までも取り込んだ濃厚な映画となっています。
そして、変幻自在の映画文法を駆使した多重作劇は、観客の知的興奮を励起すると共に効果的にこれらのモチーフを提示してきます。
まるでパズルを解くような快感で映画を読み解きながら“私達の認識世界の成り立ち”に気づかせてくれる知的映画ですが、英米の名優(ダーク・ボガード、(サー)ジョン・ギールグッド、エレン・バースティン、 デヴィッド・ワーナー、エレイン・ストリッチら)の共演も贅沢な作品であります(特にジョン・ギールグッドの名演でこの映画は感慨深く落ち着いて行きます)。

頭のすっきりしている時にお勧めの知的遊戯&思索映画で、“こういう映画鑑賞の楽しみもあったんだ!”と驚かされる一作であります。

詳細評価

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