私の中では第一級のSF映画
- mot***** さん
- 2019年7月31日 12時02分
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- 総合評価
とある小さな田舎町、一匹の猫がトコトコと歩く人気(ひとけ)の無い寂れかけたスキー観光をメインとする町並みからこの映画は始まります。この映像の素晴しさだけでも単なるB級映画で無い事が良くわかります。そして画面は一転して賑やかなハイスクールのアメフトシーンへと―。観る者を飽きさせないストーリー展開と衝撃シーンは最初から最後まで気を抜かない作り手たちのプロ意識を感じます。例えば千切れて尚指をピクピクと動かすポール(きっと誰もが彼をこの物語のヒーロー役だと思ったことでしょう)の片腕など相当に出来が良く、その他にもかなりお金をかけたであろうと思われるギミックが随所で使われています。ストーリー展開も、コメディ、青春ものをほんの少しもりこんではいますが正統派のクリーチャーホラーで、どこか懐かしい感じの怪物映画がお好きな方に持って来いだと思います。ただ、最後の牧師さんの部分は続編を作るつもりだったのかも知れませんがハッキリ言って不要でした。それと大事な事をひとつ。結局この物語の中で一番活躍したのは硬骨漢(?)のヒロインでした。彼女は最後B-ウィリスになりました。昔、私が子供の頃観たこの映画の元ネタ「絶対の危機The-Blob」テレビ放映タイトル「マックイーンの人食いアメーバの恐怖」のマックイーンよりもタフでした。(笑)
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