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ヘラクレス (1957)

LE FATICHE DI ERCOLE/HERCULES

監督
ピエトロ・フランチーシ
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5.00 / 評価:2件

敵は怪獣?!

  • bakeneko さん
  • 2018年10月16日 7時13分
  • 閲覧数 81
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

イタリア産の史劇アクション映画(ソード&サンダル)ブームに火を付けた作品で、ギリシャ神話を基にしたロドスのアポローニオスの原作『アルゴナウティカ』を原作としていますが、大胆すぎる改変で殆ど別物になっています。

『アルゴナウティカ』の映画化作品といったら「アルゴ探検隊の大冒険」(1963年)が有名で、これは原作に忠実に映像化しているのですが、それに先駆ける本作では、原作を大幅に改編しています。これは、予算の関係で沢山の怪物やスペクタクルが描けなかったことと、そもそも原作ではヘラクレスは前半で退場してしまうからであります。
無理やりヘラクラスを主演にした本作は、金の羊毛探索も“本来は自分達のものであった物を取り戻す”という理由付けになっています。そして、テッサリア王の娘:ヨーレとの恋愛も絡めてきます(ギリシャ神話最大の悪女?メディアも出てきません)。
それでも、一応アルゴ号にギリシャの英雄たち(イアソン(ジャソーネ)、オルフェイス、オデッセイア、カストル、ポルックス…)を乗せて冒険に出ますが、モンスターや海の難所に襲われるのではなく、アマゾネスとセイレーンとレスボス島の伝説をミックスした“女護島”でお色気攻めに遭って冒険を忘れそうになる苦難?が、美女達の乱舞と共に描かれます(確かにイタリア男にはモンスターよりも効果があるかも…)。それでも、なんとか羊毛を見つけ出したヘラクレスは(暗くてよく判らないけれど)細身のゴジラのような怪獣を倒し、更にスパイに羊毛を横取りさせた王の軍勢も倒して大団円となります。
主演は、元ボディビルのチャンピオンですがアメリカでは俳優としては無名だったスティーヴ・リーヴスが本作でブレイクした他、「鉄道員」で美人の長女を演じたシルヴァ・コシナ(24歳♡)が美しいヒロインで人気が沸騰しています。

冒険に出るまでの前半がグダグダしていて退屈しますが、中盤以降はヘラクレスの無双ぶりと極彩色の美女達を堪能できる娯楽作で、ギリシャ語→イタリア語読みに変化した名前(例 ヘラクレス→エルコレ、イアソン→ジャソーネなど)の発音を聞き取ると面白いですよ!

ねたばれ?
ヒロインが食べ残した“鳥の丸焼き”の同じ所を齧って、“わーい、間接キッスだ~”って、ヘラクレス お前は中坊か!

詳細評価

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