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ベルサイユのばら (1979)

LADY OSCAR

監督
ジャック・ドゥミ
  • みたいムービー 16
  • みたログ 72

2.45 / 評価:31件

これもこれで。

  • satom_koki さん
  • 2018年6月10日 1時29分
  • 閲覧数 791
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

やっとレンタルが出たので鑑賞しました。

前評判は聞いていたので、ベルばらの名を借りた別物だと思い期待せずに鑑賞。
確かにあれは私たちの敬愛するオスカル隊長では無い。断じて無い。
漫画とは掛け離れています。

しかし、思ったより容姿や服装が寄せてあり何より画面が華やかで本物のベルサイユ宮殿に本物のフランス人俳優。
今の時代にこんな贅沢逆に出来ない。
タイバニのハリウッド映画化の話もどうなったのか…

話も原作のエピソードをたくさん使っていてベルサイユのばらの世界には違いない。

ここで1つの可能性に気づく。
この映画のオスカルはリアルなフランス人貴族の女性なのではと。

男が欲しい父親に男として育てられたオスカル。アニメは元から男として産まれてくる予定だったくらい幼い頃からキリッとしていてかっこいいが、普通の女性が思春期を過ぎてもそういられるだろうか?
普通、強要された事は嫌がるだろう。でもこのオスカルはフランス貴族の娘で親や階級に逆らう考えを持った事がない。
親に逆らえないから男として生きる事を望まれればそうするし婚約者をあてがわれても義務で結婚する。真っ当な貴族の娘で、自分を主張しない聞き分けの良く気立ての良い娘。それが恋をしたり愛されたりする事で自我が目覚め、己で道を選択し始める。
貴族ゆえ気づかなかった現実をアンドレに厳しく指摘されてから、迷いながらも徐々に自分の中の正義に目覚め答えを見つけていく。
オスカルは革命の最中、自分は中身まで男では無く生粋の女であり貴族の前に人間である事に気づくのだ。自分で選択し生きる強さは男装し男として生きなければこの時代では到底出来ない生き方と選択だ。
オスカルの周りの女は全員女としてのワガママや欲望で暴走しているのも面白い。その醜さとの対比もあり、このオスカルは私は嫌いになれない。容姿も素敵だと思う。

ラストはなかなかに衝撃的かつええー!な展開だったが、アンドレの言葉がまさにこの映画のオスカルそのものを指している。彼女はこれからどう生きるのか?想像するのも楽しいかもしれない。
もちろんアニメのオスカルが一番好きなのは間違いないが、宝塚の方々が素晴らしく原作に忠実に演じているのでアニメ好きは観劇をお勧めする。
この映画は現実あったらこうかもね?と1つの可能性で見て欲しい。

詳細評価

物語
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