あらすじ・解説
解説:allcinema(外部リンク)
作品レビュー(15件)
- st1********
3.0点
多分、当時のファンはカラー画面で動いているビートルズが見られただけで大興奮、映画館内でキャーキャーと騒がしかったのではないかと想像してしまう。 実際、かなり前にリバイバルで上映していた名画座で、数少ない客の中でもそれに近いファンがいたのを覚えている。 この作品は、それが全てでいいのでは、と思う。 特によくある「愛と平和」の主張があるとかそういう類ではなく、単純にカラーで動く彼らの姿を上映時間内見ていられるだけで客にとって楽しいひと時であり十分に価値のある、ビジネスとして成立する作品といえる。 逆に言えば物語云々というなら、その後のモンキーズの方がまだ面白いと思うレベルなので、それを期待するなら前作に遠く及ばない。 当時のファンがカラー画面で同名アルバム内の曲を演奏している演技をする彼らの姿に感激しているだろうその場と自身がシンクロできれば、この映画を見た価値があるといえるだろう。特権なのかもしれないが、それが許される唯一無比な不世出のバンドがザ・ビートルズなのだ。
- par********
3.0点
そうだったのか…これは映画ではなくただのPVなのか(;´Д`)途中途中で曲紹介も挟んでるしな!最初のあの儀式のところで『え?これのどこがビートルズ?!』かと思ったら、指輪を巡っての宗教&科学者&警察を巻き込んだドタバタ劇かな《゚Д゚》指輪取れないから指切ろうか?ってお前らァァァァァ(笑)
- val********
4.0点
前作白黒版で大儲けしたので、今度は総天然色な上にイギリス以外にアルプス、バハマへとも旅立ちます。 演奏シーンは数多くの人が記しているので割愛します。 主役はカイリ団に生贄の指輪を付け狙われるリンゴを巡ってドッタバタ展開しますが、ジョンのアルプスから帰る時に切符を買う際のたった一言、 〈London!〉 これだけで全てを持って行ってしまうカリスマ性は半端ないです。 ジョージは、後でドップリハマるシタールを聴いて耳塞いでいましたね。あとカースタントで奮闘してましたしたけど、 不思議な事にポールは66年位まで存在感が薄いんですよね。 一寸法師になる場面と、バハマの時に壁に向かって慣れない手付きで野球のボールを投げているシーンが印象的でした。(ありゃ大脱走のマックイーンの真似?) バハマでは、珍しく全員のジーンズ姿を見ることが出来ます。leeの101を履いている様に見えます。 全般的には、あっち行ったりこっち行ったりドタバタ喜劇ですが、前作白黒の時程の熱意が伝わって来ません。 タイトル通りリーダーだったジョンは助けを求める位、疲れ切っていたのかもしれませんし、目がトロンとし始めているので、煙草以外の物にも手を出してたかもですね。。 エンディングのテロップ流れる際のセビリャの理髪師 序曲に漂うモヤモヤ感の映像が、来るべきサイケデリックな時代を予見している気がします。 あっ、ここでもジョージは地味に自己主張していましたっけ。。 おわり...
- rub********
2.0点
前作のハード・デイズ・ナイトに引き続き、これは映画ではなくPVだと思う。 ストーリーがより荒唐無稽であるため、個人的には前作の方が良かったかな。 ただ、今作はカラーなので、当時のビートルズを見るできる。 突然、アルプスやバハマに舞台が飛ぶことが不思議だった。 制作時のエピソードによると、海外ロケ自体が多忙なビートルズへのご褒美だったよう。 好きなシーンは、メンバーの自宅シーン。 映画の設定では、メンバーは4人とも隣同士に住んでいるが、扉が別々なだけで中はつながっている。 それぞれの空間は色分けされているのは、おそらく4人のイメージなんだろうか。 ジョン・レノンのベッドが、床上ではなく、床下をくりぬいてところにあるのは、彼の性格を表現しているように思えた。
- アキラックス
5.0点
当時大好きな彼女が、BEATLES FREAKだった。 高校生だったけど、お嬢さん学校の彼女は、BEATLES好きな人は不良、 という世間のレッテルの中で、周囲にCOMING OUT出来ず、(今から 思えば信じられないが)相当ストレスが溜まっていた様に思う。 そういう人達ばかりだったのか、BEATLESの映画を見に行くと、 女性の嬌声で始まり、嬌声で終わるという、又、周囲を見ても圧倒的に 女性陣ばかりで、男性など殆んどいない、という極めて居心地の悪い環境 であった。そんな訳で、せっかく映画を見ても、女性の嬌声でBEATLESの 演奏が聞けずに、映画の内容は大した事無いな、と思っていた。 YOUTUBEが出てきた頃、真っ先にBEATLESのHELPからの楽曲をチェック してみた。全7曲を全てYOUTUBEで見る事が出来、しかも全てのPVにかなりのHIT数が付いている事に驚いた。 今回久し振りにDVDをじっくり見る機会があり、投稿しているのだが、 これ、結構面白い、面白かったよ。楽曲は勿論全曲素晴らしいのだが、 昔鼻についた、イギリス流のジョークが、今回面白かった。ギャグ映画 としてもかなりの線行ってるなと思う。 でも何といっても素晴らしいのは、BEATLESの音楽、本当に素晴らしいと 思う。特に好きなのは、 「YOU'VE GOT TO HIDE YOUR LOVE AWAY」のJOHNの「HEY!」 というハスキーな声。 「YOU'RE GONNA LOSE THAT GIRL」はPVとしても、秀逸。 「TICKET TO RIDE」のスキーのシーン。 (滑り終わって、駅の切符売り場でJOHNが「LONDON」と言うと、 その声に、女性陣の嬌声が、、、) 原っぱでの「NIGHT BEFORE」 ETC ETC 僕の青春が蘇ってきました。 いつまでも色褪せる事の無いBEATLESの音楽を是非今の若い人達にもお勧めしたいです。
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