ベルリン・天使の詩

DER HIMMEL UBER BERLIN/LES AILES DU DESIR/THE WINGS OF DESIRE

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ベルリン・天使の詩
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作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(71件)


  • kyo********

    4.0

    男のロマン

    誕生日プレゼントでBlu-rayをもらっていたのだけれど、初めっから寝てしまって観られる気がしないまま来てしまいました。今回、新文芸坐さんでヴィム・ヴェンダース特集をやるとのことでスクリーンなら寝ないかもと観てきました。 やはり前半少しうとうとしてしまいました(-_-;)モノクロで意外と台詞が多い(主人公が天使なので人の心が読める)作品だったので、見逃した部分はとても気になりますが、後半はバッチリ観られました\(^_^)/ 天使が恋するお相手のサーカスで働く女性は若くてスタイルがよくてとてもキレイ☆彡対する天使はだいぶおじさん( ̄□ ̄;)!!すごい取り合わせとは思いましたが、ファンタジックで運命的でナイスカップル…かな( ̄▽ ̄;)男のロマンは掻き立てるかもしれない。 モノクロとカラーの使い方がうまいと思いました。それにしても本人役で出ていたピーターフォークとニック・ケイヴのオーラとインパクトと存在感はさすがでした☆彡映像が美しかったのと本人役の二人がかっこよかったので点数少し上がりました!!

  • stanleyk2001

    4.0

    天使も知らない事。それは

    『ベルリン・天使の詩』(独: Der Himmel über Berlin, 英: Wings of Desire, 仏: Les Ailes du désir)1987 守護天使ダミエル「僕らはいつだって永遠に幻なんだから。 誰かと夜中に格闘した。あれも幻。 魚を捕まえたのも幻。 テーブルについて酒を飲んだのも幻。食べたのも幻。 子羊の肉を焼き酒を注いだ荒野の天幕の外。あれも幻。 子供を作り木を植えるとまでは言わないが。 いいもんだろうな。長い一日の後 家に帰り、フィリップ・マーロウの様に猫に餌をやる」 カシエル「いや、孤独に、何が起ころうと真摯であれ。真摯でなければ荒れ狂う事もできない。ただ見守り、集め、証言し、守るだけでいい。霊でいよう。距離を保ち言葉でいよう」 私たち死すべき定めの人の子には知る由もないがこの世界には守護天使が溢れている。彼らの姿を私たちは見ることができない。彼等は私たちがする事を見ているだけでなく考えていることすら聞こえているのだ。そして天使が見る私たちの世界はモノクロだ。 その守護天使の一人ダミエルがサーカスの空中ブランコ乗り芸人に一目惚れして天使をやめて人間として生きる事を選ぶのだ。 とてもシンプルなストーリー。モノクロで撮影された1986年の東ベルリンとそこに生きる人々が映像詩の様に描かれる。ベルリンそこは第三帝国の首都。ヨーロッパを征服しロシアやアフリカまで手を伸ばしたヒトラーが最後を迎えた場所。ヒトラーがもたらした戦火で亡くなった沢山の亡き骸が積み重ねられた場所。 ダミエルの台詞に登場するフィリップ・マーロウはレイモンド・チャンドラーが創造したハードボイルド私立探偵。 ハードボイルド探偵小説の始祖ダシール・ハメットの「マルタの鷹」は三人称で書かれてる。「サム・スペードは」で書かれている。 一方チャンドラーのマーロウ物は一人称。「わたしは」で書かれている。誰からも見えない観察する人である守護天使は私立探偵(プライベート・アイ)にも似てる。 そして元天使のピーター・フォークが撮影している映画での役は私立探偵だ。 人々の生きる有様を観察し記録する天使は探偵にも似てるし映画監督にも似ている。だからこの映画の最後の献辞はこう書かれている。 「この映画をかつて天使であった人々、分けても安二郎、フランソワ、アンドレイに捧ぐ」 ああこの人達は地上に降りた天使だったのか。 永遠の命を持つ天使から死すべき定めの人の子になったダミエルは限りある総天然色の世界を愛する人と生きていく。 「昔々あった事、だからこれからもあるだろう。いま、僕は知っている。天使ですら知らない事を」 ダミエルはサーカス芸人マリオンに会いに行く。マリオンはライブホールのバーの止まり木にいるダミエルに近づき彼が持っているグラスから酒を飲む。まるで聖杯の様に。そして相手が誰かなど尋ねないでしっかりと抱き合う。 皆さんビビッときた「運命の人」はきっと元天使ですよ。

  • tak********

    5.0

    一生忘れられない鮮やかな映画

    学生の頃、いろいろな問題を抱えて苦しんでいた時期に偶然見た映画です。 物事の意味、真実といった観念の世界を去り、ひとりの女を愛し、騙され、驚き、愚かな人間のひとりとして生きることを決断した天使が迎えた朝の情景が美しく、涙が溢れました。 人によっては、タイミングによってはこの映画は難解でもなんでもなく、明快なストーリーを持った感動作だと思います。

  • みやざわしんすけ

    3.0

    よくわからない

    映画の終盤、退廃的なバンドの演奏に合わせて踊っている女性が、凄く艶かしかった️

  • エル・オレンス

    4.0

    ネタバレW・ヴェンダースの小津リスペクト。

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • kin********

    3.0

    ネタバレ映像による自由律

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • あらい

    2.0

    ネタバレありがちな間延びした接点

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • sas********

    3.0

    シティ・オブ・エンジェルがきっかけで

    M.ライアン&N.ケイジの『シティ・オブ・エンジェル』の元ネタと知り20代に見ましたが、難解で寝てしまいました(^^;) それから20年後、見直してヴェンダースのスピリットにやっと気付きました。 万人に注がれる眼差し。戦争と平和。そして最高にピュアな男女の愛。 天使の日常を追ったドキュメンタリーといったところかな? 未公開シーンもいいのが結構あったのにカットされて個人的には残念ですw

  • bak********

    3.0

    ネタバレビジュアルアート系作品

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • s51********

    3.0

    少し退屈

    設定や見せ方は面白い。 でも途中退屈してしまった。

  • fg9********

    5.0

    『子供は子供だった頃』

     …『パリ、テキサス(1984)』のヴィム・ヴェンダース監督の1987年の作品だ。  …あらすじは、解説のとおり。  冒頭、『子供は子供だった頃』という詩で始まり、この詩は内容を変えて3~4回吟じられるが、心が洗われるような思いになる。  天使ダミエルは、塔の上からベルリンの街で暮らす人々を見守っている。  ダミエルには人々の心の声が聞こえる。  病気の男性:『医者を変える金がないんだ。変えた方がいいのに。2年も病気とは…』  中年婦人:『この連中は、いつお祈りをするのかしら?』  老婦人:『若い人はいい気なものね!』  男性:『おれはなぜ生きるのか?』  老婦人:『支払いをどうしたらいい?年金はわずかしかないし…』  絶望している男性:『粘ってもどうせ破滅の身だ。親から見放され、女房に裏切られ、友達はいないし、子どもにもバカにされ、鏡の中の自分を殴ってやりたい。』  そんな男性の肩をダミエルが優しく包み込む。  すると、その男性は、『あれれ?何だ?どうしたんだ?俺はまだ大丈夫さ。望みさえ捨てなきゃ何とかなるさ。そのうち這い出せるさ。 おふくろだって「くよくよするな!」って言ってたじゃないか!』と気持ちが変化する。  で、天使の姿は大人には見えないが、どうやら子供には漫然と見えるようだ。  永遠の命を授かった天使ダミエルだったが、次第次第にそんな存在に嫌気がさして来る。  ある日、ダミエルはサーカスの空中ブランコ乗りのマリオンに一目惚れするが、天使が人間に惚れてもどうなるものでもない。  そんな折、刑事コロンボのピーター・フォーク(本人役)が、撮影のためにベルリンにやって来た。  刑事コロンボは、大人なのに何故かダミエルが見えるらしい。  で、その訳は、刑事コロンボは元天使だったが、人間に堕した?のだった。  刑事コロンボが元天使だったとは、オドロキだ!!  人情味のある刑事コロンボを見ていて、ダミエルは「人間って、いいな~」と思うようになり、また、人間にならなければマリオンとの恋を成就できないので、人間になる決心する。  ということは、天使である自分を殺すことになるのだった。  で、ベルリンの壁の脇で目を覚ましたダミエルの世界は、これまでの天使時代のモノクロの世界から人間時代のカラーの世界に移り変わっていく。  ダミエルはマリオンの姿を追い求めて夜のベルリンの街を彷徨い歩く。  で、ライブハウスの片隅で……運命的な出会い……生涯の伴侶……ハッピー……。  といった、詩的抒情、かつ、哲学的なさざ波にいつまでも揺蕩うていたい素敵な作品だった。  最後に、『子供は子供だった頃』の詩の、一番気に入った部分を綴っておこう。  『子供は子供だった頃  いつも 不思議だった  なぜ 僕は僕で君でない?  なぜ僕はここにいて  ここにいない  時の始まりは いつ?  宇宙の果ては どこ?  この世で生きるのは  ただの夢?  見るもの 聞くもの 嗅ぐものは  この世の前の幻?  悪があるって ほんと?  悪い人がいるって ほんと?  いったい どんなだった  僕が僕になる前は?  僕が僕でなくなった後  僕は いったい 何になる?  子供は子供だった頃  ほうれん草や豆やライスが  苦手だった  カリフラワーも  今は平気で食べる  子供は子供だった頃  一度は他所(よそ)で目覚めた  今はいつもだ  昔は沢山の人が美しく見えた  今はよく見えたら僥倖  昔ははっきりと  天国が見えた  今はぼんやり予感するだけ  昔は虚無など考えなかった  今は虚無におびえる  子供だった頃  子供は遊びに熱中した  今は  あの熱中は  自分の仕事に  追われる時だけ』  エンディングに次のようにあった。  『すべての かつての天使 とくに 安二郎 フランソワ アンドレイにささぐ』  小津安二郎監督の作品が観たくなってきた。

  • bar********

    5.0

    文芸作

    ベルリン・天使の詩。ヴェンダース監督の作品で、じつによかった。 おおまかなストーリーは省かせてもらう。ストーリーだけに焦点を絞ると、何もこの作品の価値について言及したことにならないだろうから。詩的な独白シーンや、人物の存在を穏やかに浮き彫りにしていくやり方、空間の巧みな技法。そして作品全体をつつんでいる優しい心情。これがこの作品を名作にしているのだ。 アート作品なのか? そんな肩肘張ったものではないと思うが、たぶんイエス。これは悩める人、孤独な人に向けたメッセージである。しかしそれは明確な形となってはいない。ひとつひとつの情景そのものがまさに表現なのだ。そのものを感じ取ることこそこういった映画の正しい味わい方である。 この映画を見ると、まるで現代そのものを語っているように感じられる。ひとりひとりの言葉や情感が、悩める現代人をそのままのすがたで、観察する人間の優しさとともに浮き彫りにしていく。孤独。それを解消することは今でもわからないのだ。しかし、こんなふうに優しく表現されてしまったら、それほど深刻なことでもないように思えてくる。登場人物の告白はそのままわれわれの中へ返ってくる。そのときわれわれは苦悩を共有することができる。そこに面白さがあって、独特な味わいがあるのだ。

  • ブラックマス

    5.0

    ヴェンダースは凄い

    この映画が出来た背景や当時のベルリンが抱えていた闇、それでも希望の光がある云う事を良く表現出来ていると思う。これは実際にベルリン行かないと分からないかもしれない。この映画は実はヴェンダース自身のドキュメンタリーなのかもしれないと思う。

  • ak6********

    2.0

    寝てしまう‥‥

    退屈、難しい、難解、眠くなる。 ハッピーエンドで良かったね。 以上。

  • emi********

    1.0

    難解で理屈っぽい

    レビューで丁寧に解説してくれている人がいて、ようやくわかりました。 映画では一切触れられていません。 映画そのものを全否定するつもりはないですが、理屈が先走りすぎて苦痛。 解説がないと完結しない作品は、好きになれません。 感性があわずに眠くなるだけでした。ごめんなさい。

  • kog********

    2.0

    ネタバレ退屈とはこうゆうことか

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • dus********

    1.0

    無理でした

    ダメだ。無理。退屈。理解しようという気にもならない。 映画を一つの芸術と思える人向けの映画なのかな?

  • drm********

    4.0

    切ない

    ヴィム監督作品ってなんか切ないのです。 お話としては非常にシンプルだと思います。 天使が女性に恋してしまうというだけ。 難しい言葉が並んでいますが、真意は一つなので意外にすんなりと言葉が入ってきます。 更にカメラワークが秀逸です。 天使の存在をホントにうまく描いていると感じました。 凝り固まって現実と虚構の中で…って言ってややこしくて破綻してしまう映画もある中、シンプルながらにうまく見せられているこの作品はすばらしいろ思います。

  • 八代

    1.0

    天使様、今も戦争してるのはナチではくアメリカ

    全てをナチの責任に押し付けるドイツ人はナチ以下です。 ナチがなくなっても戦争はなくならんのです

  • Kurosawapapa

    4.0

    難解でもシンプルなエッセンス☆

    ===== ベルリンの街、塔の上から人々を見守っている天使ダミエル(ブルーノ・ガンツ)。 ダミエルには人々の心の中の声が聞こえる。 天使の姿は、子供には見えるが大人には見えない。 ある日ダミエルは、親友の天使カシエル(オットー・ザンダー)に、永遠の命を放棄し人間になりたいと打ち明ける。 やがてサーカスの舞姫マリオン(ソルヴェーグ・ドマルタン)に想いを寄せるようになったダミエルは、ついにベルリンの街に降り立つ。 ===== この映画は世界中で大ヒットを記録、 ハリウッドでリメイク「シティ・オブ・エンジェル」も作られた作品。 監督は「パリ、テキサス」のヴィム・ヴェンダース監督。 ・空を浮遊する天使目線の俯瞰映像 ・天使たちの憩いの場となっている図書館 ・天使が座る女神像 印象的シーンの数々。 天使ダミエルの耳には、様々な人々の心の呟きが飛び込んでくる。 苦しみ、哀しみ、悩み、、、 モノクロ映像とダイアログで語られるのは、  幻想的 かつ 厭世的 な詩の世界。 本作を鑑賞していると、見る側も “魂” となって浮遊しているかのような感覚になる。 そして、時折映し出されるカラー映像によって、現実に引き戻される。 ダミエルは思う、、、 「 天使として永遠に漂うよりも、生身の人間として自分の重みを感じたい 」 *風を感じる歓び、物に触れる歓び *全知より 思考 *永遠ではなく 今この時 その大切さを本作は物語る。 荘厳な流れの中、 キャストの1人であるピーター・フォークの存在が温かい。 ピーター・フォークは、役名もピーター・フォークとして出演。 つまり、刑事コロンボを演じた俳優として、地で出演している。 ( 街で若者に「コロンボだ!」などと言われている。 ) ピーターは、ドイツに撮影しに来たという設定。 ただし、元 天使。 また、ヒロインが心を解放するライヴで 世界的に高い人気を誇るカリスマ・ミュージシャン、ニック・ケイヴが登場。 彼が歌う、重苦しいブルース感と放浪感が、本作の流れに上手くシンクロしている。 現実という枠を越え、  ”自然の摂理” と ”神の冥利” に問いかけるヴィム・ヴェンダース監督。 難解であっても、エッセンスは極めてシンプル。  純粋、 無知、 自然、 そして “愛”  。 心の中を辿れば、 人には “無限の可能性” と “希望” があることを、 本作は静かに物語っています。

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