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ベルリン・天使の詩 (1987)

DER HIMMEL UBER BERLIN/LES AILES DU DESIR/THE WINGS OF DESIRE

監督
ヴィム・ヴェンダース
  • みたいムービー 296
  • みたログ 1,500

3.80 / 評価:373件

映像による自由律

  • kin******** さん
  • 2019年9月12日 10時12分
  • 閲覧数 1323
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

はっきりとしたストーリーはない。人物から人物へ、気ままにエピソードが移動。終盤で天使から人間になる男が主人公だろうが、これとて特にドラマはない。空中ブランコ乗りの女に恋したと言っても、女の登場時にそんな描写はなく、あとから無理やりくっつけた印象。そして、二人が対面すると、延々女のほうが理屈っぽいセリフを喋る。内容はほとんど頭に入らなかった。人間には天使が見えず、そのときが女にとっては初対面になる理屈で、どうして延々事情を語ることができるのか不思議。
 要するに全編がベンダースの思いつきで展開するご都合主義。

 ただし映像は魅力的。ベルリンの風景をモノクロを中心に美しく切り取っている。特にサーカスと女が蠱惑的。天使から人間になるとカラーになるというのも映画的効果はある。
 ピーター・フォークの特別出演はなんで彼である必要があったのか、監督の趣味以外ないだろう。
 多数のエキストラたちに短いモノローグを加え、なんだか人生を語っている気になるのも、ちょっと気取りすぎというか、誤魔化しというか。
 今見ても映像的には斬新な感じはするが、やっぱり監督の自己満足映画と思う。
 小津、トリュフォー、タルコフスキーも、こんな映画捧げられて困惑してるのでは?

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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