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ヘルレイザー3 (1992)

HELLRAISER III: HELL ON EARTH

監督
アンソニー・ヒコックス
  • みたいムービー 2
  • みたログ 92

2.42 / 評価:52件

なぜこんなにシリーズが続いているのか

  • yuki さん
  • 2020年5月19日 9時19分
  • 閲覧数 135
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

『13日の金曜日』『エルム街の悪夢』『チャイルド・プレイ』『ソウ』…これまでホラー映画はさまざまなフランチャイズが作られてきたが、『ヘルレイザー』はそれら名作シリーズに並ぶ一大ホラー作品である。なんせ現在シリーズが10作も作られるのだ。そろそろ「13金」を追い越してもおかしくないが、不思議なのはそれらと比べてどうも知名度が圧倒的に不足している気がするところだ。さらに不思議なのは、そもそも『ヘルレイザー』って一作も面白い作品ないのになんでこんなに続いてんねんってとこだ。

技巧的ではあったもののホラー映画としての魅力は欠けた一作目、ビジュアルは大幅強化はしたがメリハリがなく退屈だった二作目、さて三作目はピンヘッドが現実世界にやってくるというところがウリなだけで他は全く前二作に及ばない駄作であった。本シリーズの魅力であったSM思想は薄れ、単なるゴア趣味的な映画に成り下がってしまっている。相変わらず造形は素晴らしいが、やはりそれ以外の物語の部分が退屈だ。
『ソウ』ならゲーム、『エルム』なら夢と、ホラー映画には観客が期待をする―つまり血しぶき―場面というのが用意されているものだが、『ヘルレイザー』の欠点はまさにその不思議パズルにある。つまりパズルを解いたものはその瞬間にピンヘッドたちに血祭りにあげられてしまうため、そこをクライマックスにするため本編の物語をうすーくうすーく引き伸ばさなければいけないのだ。一作目は小説家であり原作者であるクライヴ・バーカーが脚本を書いているので、さすが骨太でよくできたストーリーだったが、以降の作品は明らかに”間”の持たせに失敗している。本作もリポーターである主人公は魅力がないし行動にも興味がわかない。ただ歩き回って被害を大きくしてるだけである。演出・脚本ともに佳作止まりの一作目にすら遠く及ばない。ところで一作目を監督したのはクライヴ・バーカー本人である。小説家ごときに映画に負けて情けない。

詳細評価

物語
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