ヘンリィ五世

HENRY V/The Chronicle History of King Henry the Fift with His Battell Fought at Agincourt in France

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ヘンリィ五世
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作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(3件)

かっこいい28.6%勇敢14.3%ゴージャス14.3%コミカル14.3%楽しい14.3%

  • shoko

    4.0

    グローブ座での芝居が楽しい

    デジタルニューマスター版でみました。 色がきれい〜、そして奥行きがある〜。 はじめに街の空撮シーンがあるのですが、それがまるでロンドンのグローブ座でみた絵にそっくり、、。 えっ、テムズ川だ、あれはロンドンブリッジだ、それもまだ橋の上に建物がある頃、、そしてチューダー様式の家とあの丸いシアターは、、、あ〜、シェークスピアの頃のロンドン!あれはその頃のグローブ座だ〜、と大興奮しましたよ。 「ヘンリー五世」といえば百年戦争のアジャンクールの戦いを中心にかかれているから、時は1415年ごろのはずですが、この映画はその芝居をグローブ座で上演しているという設定だから、16世紀が舞台。 はじめのうちは実際に俳優さんたちがどのようにグローブ座で芝居をしていたのか、観客の様子や舞台裏を含めてみることができて、とっても楽しい! この導入はシェークスピア好きには最高ですよ♪ そのうち舞台劇の設定はなくなるけれど、やっぱりコスチュームはまるで芝居小屋の衣装のようにカラフルだし、凝った柄とかデザインに目をみはります。 背景などもわざと絵に描いたような仕様にして、シェークスピア劇の体裁をたもっている。 さすがのローレンス・オリヴィエさんのカリスマぶりと朗々とした声、きりっとした演技にに見惚れます。 英語字幕つきにして英語音声でシェークスピア英語を堪能しましたが、やっぱり字幕がついていても古い英語をおうのは難しいです。 だけど抑揚や音を楽しもうと思ったらやっぱり英語で聞きたいよね。 さて15世紀の話を16世記に演じている設定で描いているけれど、実際の映画製作は1945年。 第二次世界大戦継続中で国威発揚を目的として製作されたというだけあって、ずいぶんとイギリスに都合のいい話になっているな〜と思いましたが、そういう時代だと思って、そのあたりのすっきりしない部分にはつっこみますまい。 それよりもあのオリヴィエさんが監督、出演したあの有名な映画とはこれかぁ、と、映画史へのリスペクトで鑑賞すると良いと思います。 それにとにかくグローブ座で芝居をみている気持ちになれるというのはポイント高いです(笑)ゆえに現代的にみれば星みっつ半だけど、リスペクトで4つ評価進呈。 リアリスティックな演出の方はのちのケネス・ブラナーさんや、テレビ映画シリーズのトム・ヒドルストンさんにまかせて、この作品のユニークさを楽しみたいと思います。

  • じぇろにも

    3.0

    フランスに領土の返還

    大雨

  • gar********

    5.0

    複雑さを演出の巧みさでカバー

    15世紀のイギリス国王ヘンリー5世の英雄的な姿を描いた、シェークスピアの史劇をローレンス・オリヴィエが監督・出演・制作で挑んだ歴史映画。 この『ヘンリー5世』に加えて、ヘンリー5世の父が主役の『ヘンリー4世』、ヘンリーの息子の悲劇を描いた『ヘンリー6世』と、シェークスピアは祖父・息子・孫の三大の国王を主役に史劇を書いています。この映画はそのうちの息子ヘンリー5世の活躍をフランスとの百年戦争を軸に描いています。 まず素晴らしいのは、登場人物の処理。シェークスピアの史劇は登場人物が多く、それぞれの人物の関係が複雑…という映像化する上での難しさがあります。しかし、そんな長尺な舞台作品を映画に合わせて上手く作り上げています。オープニングで劇場のセットを写すことでこれが、舞台から映画に入る…という転換を上手くしているのもよく考えてあるなと思います。そして、一番素晴らしいのはテクニカラーの映像美。この映画のクライマックスである、1415年のアジンコートの戦い(フランスではアジャンクールという)は、使われる音楽の巧みさもあって、ゴージャスな映像に仕上がっています。それでいて戦場の緊張感も加えていて見事でした。 そんな映画を一人で引っ張っていると言ってよいのが、ローレンス・オリヴィエ。勇猛果敢な武人としても見事ですが、私が好きなのはラスト近く。アジンコートの戦いで勝利を収め、ルネ・アシャーソン扮するフランスのキャサリン王女と結婚するために、フランス宮廷にやって来るシーン。戦場で過ごすことが多かった王が、初めて女性に心を惹かれて恋に落ちるのですが、その時の演技の繊細さが素晴らしいです。シェークスピアの劇はどうしても現在の私たちには、なじみにくいセリフの固さや大仰さがありますが、それをあまり感じさせない気持ちのこもった演技でした。可愛らしいキャサリンの王女と並んで、印象的なシーンでした。 複雑なシェークスピアの史劇を、演出の巧みさで見事に映像化した歴史映画。ローレンス・オリヴィエの卓越した演技力も魅力です。 <その後のヘンリー5世とキャサリン王女> 映画では、ヘンリー5世は可愛いキャサリン王女をお妃に迎え、またフランスからたくさんの領土を得て栄光の中映画は終わります。しかし、イギリスとヘンリーの栄光は長く続きません。結婚からたった2年2か月後の1422年ヘンリー5世は35歳の若さで赤痢のため病死。後には、まだ19歳のキャサリン王妃と生後9か月の息子ヘンリー6世が残されます。見知らぬ異国で、若くして未亡人になった王妃は、寂しさから側近の騎士と恋に落ち、その騎士と秘密裏に再婚してしまいます。この再婚から5人の子どもが生まれますが、やがてその一人は、成長して結婚し、一人の男の子をもうけます。その子どもこそ、バラ戦争の最終勝利者となりチューダー朝を開いたヘンリー7世。そう、あのヘンリー8世のお父さんです。つまり、キャサリン王女はエリザベス1世のひいひいおばあさんに当ります。

スタッフ・キャスト

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受賞歴

NY批評家協会賞第12回

男優賞

ヴェネチア国際映画祭(正式な国際映画祭として認められていない)

特別賞

基本情報


タイトル
ヘンリィ五世

原題
HENRY V/The Chronicle History of King Henry the Fift with His Battell Fought at Agincourt in France

上映時間

製作国
イギリス

製作年度

公開日
-

ジャンル