ポーリンの冒険
作品レビュー(1件)
- bakeneko
5.0点
過去の出来事に題材を採ってその時代を映画化する際に、あまり大昔だと情報が風化してしまっていて、細かい生活描写などが変になってしまいます。 サイレント映画の時代を回顧して描いた名作はなんといっても1952年の「雨に唄えば」が有名ですが、この作品も1947年に“ちょっと昔の”サイレント時代の映画界を楽しく描いた作品で、笑わせながらも細かいところをしっかり描いています。 売り出し中のベティ・ハットン(25才!)が元気一杯で、観ているだけで気持ちが晴れやかになりますし、もちろんミュージカルナンバーも楽しいですよ。 そして、オリジナルの「ポーリンの危難」(ソフト化されていて観ることが出来ます)と比べると更にいろいろ発見が!(頑張って忠実に再現して創ったのですね)。
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