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北西騎馬警官隊

北西騎馬警官隊

NORTH WEST MOUNTED POLICE

125

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4.0

混血たちの反乱

1940年。セシル・B・デミル監督。カナダで反乱を起こす白人とインディアンの混血たちに対して、イギリス軍の男(プレストン・フォスター)とアメリカから殺人犯を追ってきた男(ゲイリー・クーパー)の友情と、地元の女性医師(マデリーン・キャロル)をめぐる三角関係の話。白人とインディアンが直接対決せずに混血たちが「混血」を理由に反乱するという珍しい西部劇。インディアンは中立的で、どっちにつくかが焦点になっている。 ガトリング砲を入手して優勢に戦う混血たちに対して、イギリス軍は騎馬で戦って惨敗しながらもテキサス男の活躍で挽回するが、彼はその功績をイギリス軍に譲る。そしてテキサス男は仲たがいするイギリス軍の男と女性医師の間に割って入ることでかえって二人の関係を強固にする。さらにカナダで暴れまわる殺人犯人を捕まえてテキサスに連れ帰る。つまり、部外者であるテキサス男が闖入することによって、カナダの内戦と恋愛と殺人事件がすべてまるっと収まる。外からやってきて内部の関係を変える異質な男。 しかし脚本が練られていない不自然さが目立ち、「異質さ」「コミカルさ」を出そうとするゲイリー・クーパーがきょろきょろしすぎるのも気になります。

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