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僕の村は戦場だった (1962)

IVANOVO DETSTVO/MY NAME IS IVAN/IVAN'S CHILDHOOD

監督
アンドレイ・タルコフスキー
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  • みたログ 219

4.07 / 評価:76件

マイベストオブタルコフスキー!

  • エル・オレンス さん
  • 2021年4月17日 7時54分
  • 閲覧数 121
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

世界中で屈指の名作が量産された1962年公開作。

『惑星ソラリス』(1972)『ストーカー』(1979)といった代表作に比べると、遥かに分かりやすいストーリーで入り込みやすい世界観です。

当時30歳のタルコフスキー、初の監督作にして最高傑作だと思います。

戦争映画でありながら、幻想的で恐ろしいほど美しい映像の数々に息を呑み圧倒されるばかり!タルコフスキーの世界に欠かせない水、そして光と影を駆使した鮮烈な映像表現も、目に焼き付きます!

少年イワンが夢見るキラキラと幸せな家族との光景と、現実の重く冷たく壮絶な戦場の対比があまりにも痛ましく、観ていて辛くなります。

イワン役の子役の大人顔負けの名演技も素晴らしいです。母親や妹と戯れる時の無邪気な表情と、戦場での獣のように冷徹な表情のギャップが凄まじいです。

こういった数多くの対比が、戦争の恐怖や悲惨さを見事に映し出しています。
  
ひび割れ地面の上で宙に浮きながらのキスシーン、俯瞰ショットによる階下へ落ちる処刑ファイルetc..メイン場面からサイド場面まで、奇抜なカメラワークが際立ちます。

そしてラストシーン。果てしなくキラキラ光る美しい水辺を駆けていく笑顔のイワンがとても切なく、その後の突然の暗転ENDも強烈。

これほど映像で語り、観る者の胸を締め付ける映画はそうそうないです。一度観たら死ぬまで忘れないインパクトを残す屈指の傑作。The 映画!



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★1962年ヴェネツィア国際映画祭 金獅子賞受賞

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 悲しい
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  • 不気味
  • 恐怖
  • 勇敢
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