誇り高き反逆者

PROUD REBEL

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誇り高き反逆者
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作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(1件)

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    4.0

    ホームドラマ的な西部劇

    アラン・ラッドが実の息子デヴィッド・ラッドと親子役で共演をしている貴重な作品です。原題の"Rebel"は、南北戦争時の北軍から見た南軍(南部人)を指す言葉で、これを文字通り『反逆者』とした邦題ではちょっとニュアンスが違ってしまいますね。北部の人たちが南部人であるラッド親子を見下すような描写が随所にみられるのが印象に残ります。 デヴィッドは、南北戦争で北軍の焼き打ちに合い、家を焼かれた上に母親を殺され、そのショックで口がきけなくなっている少年の役を演じています。 息子を治療してくれる医者を探す旅をして北部の町へやってきたラッドは、あくどい牧羊業者ディーン・ジャガーの息子2人がラッド親子が連れている優秀な牧羊犬を盗もうとしたことから彼らと争いになりますが、裁判で罰金を科せられたときに罰金を立て替えてくれた女農場主のオリヴィア・デ・ハヴィランドのもとで働くことになります。 オリヴィアは、歳を重ねてはいるものの1人で農場を切り盛りしている芯のある女性を見事に演じていて、若い頃と比べて女優としての風格が一層増した感があります。監督がマイケル・カーティスなので、エロール・フリンとのコンビでいくつも作品を取っていた頃からのなじみもあってか余裕のある演技で、年齢に合った等身大の女性像というものをうまく作り出していました。 デヴィッドの治療費を捻出するために可愛がっている犬を売らなければならなくなるという状況やデヴィッドの声が出るようになるかどうかという部分にスポットが当てられているのがホームドラマ的で、対立の構図を強調させるほかの西部劇とは若干趣が異なっているように思います。ジャガー親子の嫌がらせがあるもの、銃での対決はラストにあるのみで全体として落ち着いた雰囲気です。 撮影監督がテッド・マッコードでアングルや色の使い方が特徴的な場面が多く、部屋に差し込む光でできる陰影が美しいです。カーティス監督は、モノクロ作品での壁などに大写しにされる表現主義的な影の使い方がうまい人でしたが、カラー作品の本作でも影が印象的でした。

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
誇り高き反逆者

原題
PROUD REBEL

上映時間

製作国
アメリカ

製作年度

公開日
-

ジャンル