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ボディ・スナッチャー/恐怖の街

ボディ・スナッチャー/恐怖の街

INVASION OF THE BODY SNATCHERS

80

npp********

5.0

いつの間にか侵略されてる恐怖

『盗まれた街』を初めて映画化したのがドン・シーゲル その後、何度もリメイクされる。 映像技術の違いはあれどオリジナル版となる今作の怖さを超えることは難しい。 主人公が事の重大さを病院で語るところから物語は始まる。 いつもと変わらない日常が徐々におかしくなっていく展開が上手い。 近所の子供が母親をやけに避けていたり、主人公のいとこが「おじさんがおかしくなっている」と相談してくる。 家庭の問題と結論づけてもおかしくないが、見ている私たちは明らかに異常が迫っていることが分かるのだ。 やがて人間とは違う生命体が侵略していることに気付くのだが誰に助けを求めていいか分からない。 一目で異星人だと分かれば苦労はしないが、人間を乗っ取って何不自由なく行動されれば判断は難しい。 眠れば体が入れ替わって仲間入りとなるので絶望的だ。 主人公とヒロインの恋模様でさえも恐怖のシーンに変えてしまう。 まさかキスシーンでゾッとさせられるとは思ってもみなかった。 ド派手な怪物を出さなくても見せ方ひとつで怖い作品が生まれるんだなぁ 大昔の作品だけど追い詰められ方がすごくて緊張感が持続する。 ラストはドナルド・サザーランド主演のリメイク版の方が好み

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