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93

gom********

4.0

ウディ・アレンの最高傑作

DVDのジャケットはラストシーン。 三姉妹が別荘の窓から海を見つめている場面だ。 会話は無い。 それぞれが何かを想い、黙って海を見つめる。 ここでカットアウト。 エンドロールが流れても一切音楽が無いから もの凄い余韻だけが胸に残る。 もともとウディ・アレンが好きではない。 いつも同じオトボケキャラで、女に振り回されて、あたふたあたふた。 唯一好きなのは本人が出ていない「カイロの紫のバラ」だが あれも若い時に観たので、今観ても同じ評価になるかどうかは分からない。 しかしこの映画は違う。素晴らしかった。 離れたくとも離れられない親子の情愛、そして崩れゆく夫婦の形。 会話のひとつひとつが練られていて、初めて彼の才能を思い知った。 ウディ・アレンの最高傑作だと思うのだが、いかがだろう?

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