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インテリア

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INTERIORS

93

bha********

3.0

認められたいし、愛されたい

ジョーク抜きのウッディ・アレンの作品を観てみた。とても”痛い”映画だ。神経を逆撫でされるような、家族間での激しい口論のシーンが随所に盛り込まれている。 見終わった直後の今、何を言いたかったのかまとめることが出来ない。だが、不思議と不完全燃焼感がない。まるで心の深いところに種をまかれたような感じがした。時間の経過とともに何かが見え出してくるような、そんな感じだ。 才能をうらやみ合う姉妹や夫婦、自分を表現出来ない事へのあせりや不安が苛立ちとなってまた口論を呼ぶ。 完ぺき主義で精神的に病んだ母親に育てられた姉妹たちは、愛し愛されることを求めながら傷つけ合わずにいられない。まるで愛をどう表現していいのかわからないかのように。 家族って何だろう。家族のあり方が複雑化した今でこそ、絵に描いた暖かい家族だけが家族だとは言わないが。。。

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