ほら男爵の冒険

BARON PRASIL/THE FABULOUS BARON MUNCHAUSEN

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ほら男爵の冒険
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作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(3件)


  • カーティス

    5.0

    ほら吹き男爵×ゼマン

    ほら吹き男爵を題材にしたカレル・ゼマン監督作。ほら吹き男爵と言えば、砲弾にまたがって空を飛んだり、豆のつるをよじ登って三日月まで行ってしまったりといった、「何を食べるとこんなアイデアを思いつけるんだろう…」と思ってしまうような話がオンパレードな古典小説。リアリティーとは正反対の夢いっぱいの作品を作り続けたカレル・ゼマン監督にとっては、またとない素敵な題材だったに違いありません。 ストーリーは原作に負けず劣らずシュールです。月面着陸をはたした宇宙飛行士を、男爵やシラノ・ド・ベルジュラックが出迎えるという、人を食ったシーンから始まります。そこから、木製のペガサスに引かれた帆船でトルコに行って囚われの姫を助けたり、巨大魚に飲みこまれて世界中を旅したり、ワインの海を馬で渡ったり…といったやりたい放題なストーリーが展開されます。しかし、支離滅裂な感じはせず、最後まで見れちゃうから不思議です。ほら吹き男爵という題材の力なのか、それともゼマン監督の力量の賜物なのか……たぶんどっちもでしょうね。 見どころは映像。カレル・ゼマン監督の作品はどれも映像が凝っていて素晴らしいのですが、本作はとりわけ優れていると感じました。トルコのサルタンが登場するときの長回しだとか、暗闇をうまく使ったトルコ兵とのチャンバラシーン、男爵が弾丸に乗って空を飛ぶシーンのスピード感などなど、一度見たら忘れられないシーンのオンパレード。映像が凝っているというだけでなく、見せ方もうまいです。(とくに冒頭、地上から宇宙へと舞台が移るシーン) シュールながら見やすいストーリーと、高い水準の映像が合わさった、見どころの多い作品でした。個人的には、今まで見たゼマン監督作品のなかで2番目に好きです。(1番目は『王様の耳はロバの耳』!)

  • mico

    5.0

    期待を大きく上回ったぞお!!!

    TSUTAYAでふと「ジャケット借り」したのがこのDVD。 映像がもぅ ちょ~~可愛くて見入ってしまいました。 ストーリーは、     主人公の普通の男が、月で1人の冒険家と出会い ひょんなことからある国で美女と恋に落ちて 3人で逃亡するというめちゃくちゃな内容。 スゴイのがこれ、実写とアニメを交えて構成されているってとこ。 なんていうか…シュール☆ 新鮮でした。 実は60年代の作品です。 監督のカレル・ゼマンはチェコアニメの巨匠と呼ばれる人らしい。 この世界観、おススメでぃ!

  • z27********

    5.0

    荒唐無稽

    渋谷のイメージフォーラムで「悪魔の発明」リバイバルと併映された時に観ました。最初から宇宙飛行士が月に降り立ったら、ほら男爵が仲間とテーブル囲んで酒飲んでたとぶっ飛んでました。ほら男爵に誘われて旅にでて不思議な世界に戸惑う宇宙飛行士にやや合理主義―科学への批判が見受けられますが、やがて科学も科学という名の魔法だとばかりに居直り、最後には姫と一緒に宇宙に飛び立って行きます。ストーリーを追うより、常識など無視したイマジネーションの世界を堪能した方がいいです。

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