ポランスキーの 欲望の館

WHAT?/DIARY OF FORBIDDEN DREAMS

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ポランスキーの 欲望の館
2.9

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作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(8件)

セクシー17.9%コミカル17.9%不思議10.7%かわいい10.7%不気味7.1%

  • 一人旅

    3.0

    虎はアフリカには生息していないと思う

    ロマン・ポランスキー監督作。 イタリアをヒッチハイクで旅するアメリカ娘が強姦魔に襲われて逃げ込んだ海沿いの豪華な別荘は歪んだ性癖を持つ人々の巣窟だった―という異色のシチュエーションで突っ走った、ポーランド出身の鬼才:ロマン・ポランスキー監督の日本劇場未公開作品です。 ほぼ全編が風光明媚な海沿いの別荘で展開される摩訶不思議コメディで、性のワンダーランドと化した別荘で現実と幻想が混濁した奇妙な出来事を体験するヒロインの数日間を描いていますが、お話は破綻気味となっています。 倒錯した性の迷宮に迷い込んだヒロインを主にイタリアで活動した米国人女優:シドニー・ロームがコケティッシュに演じていて、モザイクがかかるレベルの大胆フルヌードまで披露しています。そして、別荘に入り浸っている変態プレイボーイをイタリアの名優:マルチェロ・マストロヤンニが軽妙に演じている点にも注目で、虎の被り物をして女に鞭で引っ叩かれるという屈辱的な怪演を見せています。 ポランスキー自身のフェチズムを自由なイマジネーションで可視化したような白昼夢エロチックコメディで、本作の製作者であるカルロ・ポンティが所有する南部イタリア・アマルフィの別荘がロケ地となっています。

  • tak********

    5.0

    最高の寝夢ファンタジー

    物語を追っかけるから評価が低くなる。 これは、ある日の昼寝してみた出来事として観るべし! つげ義春の「ねじ式」を知る人ならわかると思う。 主人公シドニーロームのうたた寝の中のものがたり。だからすべてに納得が行く。 、、、と言うより、よくぞここまで、うたた寝の夢を映画に作り上げてくれました!、、、と、感謝してしまう。 眠ってる男を起こしたら、「ほんとはオレがキミを好きで結婚式の夢まで見たんだ」なんて都合のいい話はまさに彼女の夢物語。 「たしかにキミの胸は素晴らしい」なんて言われる場面は、彼女の自分のバストへの自信がまさに夢に出てきてるわけ。 いきなりアメリカとヨーロッパが陸続きとかトンチンカンな旅行者の老夫婦が部屋に入って来た途端、自分の与えられた寝室はその二人の予約した部屋と化す、、、 「あした静かなところで会わないか」と最後まで言い続けるマストロヤンニのこのセリフは夢を見てるロームの思い出の言葉なんだろう、、、そんな、夢としてみたら、これほど見事な作品は他にない! もちろんシドニーロームの濡れ場を期待したわたくしには、このタイトルをつけたスタッフに舌噛んで死んじまえと言いたいが、、、

  • roc********

    3.0

    何も起こらないが気持ち悪い

    人々の行動、ずっと鳴ってる何かの音。 終始気持ちがわるいんだなぁ、特に何も起こらないが、「次は何か起こるんじゃないか?」と思わせ、引き込ませる。 世界の金持ち達が館に集まり、好き勝手やったらこうなった。 なんでも手に入り過ぎて、楽しみを失った人達が欲望のままに生きる、人間の本能を浮き彫りにした。的外れですが、私個人の解釈にしときます。 全く違うが、ソドムの市の空気感がしてしまった。 おっぱいきれいでした。 不気味な作品でした。

  • kot********

    4.0

    意味不明だからこそ(?)美しさだけが際立つ

    原題『che?』(=英題『what?』)のとおり、支離滅裂、荒唐無稽なストーリー。 「話の筋」や「意味」や「テーマ」を見いだすのは困難、というより、たぶん無い。 「エッチでシュールなコメディ」ということになるのだろうが、ジャンル映画という風合いでもない。 観ても、何の役にも立たない、何の感慨も湧かない。 ただし、不思議な魅力に溢れた映画である。 むしろ、本質的な映画の快楽に満ちていると思う。 まず、主演のシドニー・ロームが、もの凄く美しい。 顔もキュートだし、モップのようなパーマ髪も可愛い。 そして、美しい胸にパジャマ一枚、美しい脚に赤いハイヒール、片脚を水色のペンキで塗られた珍奇な姿が、パーフェクトボディをなぜか引き立てる。 彼女が迷い込む舞台の、各人物像と人間関係は全て理解不能。 話運びは、常に観客に「!?」と思わせる事が起こる。 ただし、それが後の伏線になっているわけではない。 なので、結局よく解らない。 しかし、「!?」を生み出すちょっとした人物の動き、それに対するリアクションなどの、タイミングやアイデアの妙が、楽しさを生んでいる。 強い陽光が照らすイタリアの海岸、白壁の豪華な別荘に、数々の美術品。 素晴らしいロケーションを半裸の美女が彷徨う。 それだけでも美しいが、写し取るカメラワークも優れている。 むやみにカットを割らずに、かなり長めのテイクを用い、人物の移動とカメラの動きをナチュラルに連動させている。 「言いたい事」が前面に描かれていたり、忙しない映像と編集だったりする昨今の映画より、本作のような、ただただ「映画を観ること」の快楽を感じる作品に魅力を感じる。 全体を観てどうこうと言うより、細部のひとつひとつの楽しさを記憶しておきたいと思わされるからだ。

  • おおぶね

    1.0

    こんな映画が流行ったこともあった

     訳の分からない人々が出てくる映画だ。  マストロヤンニがつきあっているところが何ともいえない。  でも、マルチェロやヒュー・グリフィスが出なければ意味が無い。  シドニー・ロームのモップのような頭が懐かしい。

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
ポランスキーの 欲望の館

原題
WHAT?/DIARY OF FORBIDDEN DREAMS

上映時間

製作国
イタリア/フランス/西ドイツ

製作年度

公開日
-

ジャンル