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インド行きの船 (1947)

SKEPP TILL INDIALAND/FRUSTRATION

監督
イングマール・ベルイマン
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3.67 / 評価:3件

四つ巴の人間ドラマ

  • URYU さん
  • 2009年11月20日 18時15分
  • 閲覧数 211
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

航海士のヨハネス(ビルイェル・マルムステーン)が7年ぶりに故郷に帰り、以前恋仲だった踊り子のサリー(イェートルド・フリード)と再会し、7年前の“ふたりで外国で暮らす約束”を果たそうとする。しかし、彼女は心身ともに病んでおり、彼の申し出を素直に受け入れられない。

映画は、海岸で酔いつぶれて寝てしまったヨハネスの回想シーンから展開する。

ヨハネスと彼の母親が、身勝手な父親(ホルゲル・レーヴェンアドレル)の権力に翻弄されつつも父親のサルベージ船に同乗して働く様子が描かれる。

実はサリーは、当時父親の愛人だったのだ。愛人サリーを家族と一緒に船に乗せて、息子の部屋に泊まらせる父親。「僕の背中は曲がっている」が口癖になって、コンプレックスの塊のイジケタ性格になってしまっているヨハネスと父親の確執がドラマの大きな軸になっている。

ヨハネスがサリーと関係を持つと親子の関係はさらに悪化。

父親は息子の命を絶とうと考える。

ベルイマンが、晩年に至るまで描くことの多かった「父と子の確執」が、ここでは殺意に至るサスペンスを生んでいる。

これは、父⇔愛人⇔息子⇔母の四つ巴の人間ドラマが凄まじい作品。

詳細評価

物語
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イメージワード

  • 切ない
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