2014年3月1日公開

ボルサリーノ

BORSALINO

1252014年3月1日公開
ボルサリーノ
3.8

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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

1930年代のマルセイユ。刑期を終えて出所したシフレディ(アラン・ドロン)は、なじみの女ローラ(カトリーヌ・ルヴェル)をめぐってカペラ(ジャン=ポール・ベルモンド)という男と取っ組み合いになるが、それをきっかけに二人の間には奇妙な友情が芽生える。街を手に入れるべく手を組んだシフレディとカペラは、暗黒街を牛耳る大物ギャングたちを手玉に取ってのし上がっていくが……。

シネマトゥデイ(外部リンク)

作品レビュー(33件)

かっこいい30.0%楽しい15.0%勇敢8.8%切ない7.5%セクシー6.3%

  • kak********

    5.0

    フランス2大スターの競演が最大の見所だ!

    ギャングの映画だが、ハッキリ言ってしまえばストーリーはどうでもいいのがこの映画の特徴である。 何しろフランスを代表する2大スターのジャン=ポール・ベルモンドとアラン・ドロンが共演というだけで盛り上がってしまうほど、夢の共演作であり、正に”競演”で熱い演技をみせてくれる。 二人の共演と言えば、無名時代に「黙って抱いて」で共演しているので、本作品が初めてではないのだが「勝手にしやがれ」を出世作に大スターになったジャン=ポール・ベルモンドと「太陽がいっぱい」を出世作に大スターとなったアラン・ドロンが対等に主演を務める作品は簡単には実現しないからこそ価値ある作品になった。 実はアラン・ドロンは本作品の制作にも関わっていて、対等に扱うことを条件に二人の共演が実現した様だが、出来上がった映画ではアラン・ドロンの方が良く描かれていると不満だったとかいう噂もある。しかし、アラン・ドロンの引退作になった「ハーフ・ア・チャンス」では再び二人の主演が実現しており、最後は円満に収ったようで嬉しい限りである。 主役の二人以外では、後に「友よ静かに死ね」でアラン・ドロンと共演するニコール・カルファンと「雨の訪問者」にも出演しているコリンヌ・マルシャンの二人の女優と、男優のクリスチャン・ティリティレなどの脇役が印象的だ。 又、忘れてはいけないのが主題歌で、そのメロディが流れてくると哀愁に満ちた二人の姿が浮かび上がってくる名曲で、何とも言えない良い雰囲気に浸ることが出来るのである。

  • pin********

    4.0

    美しい(顔が)男の友情物語。

    たぶん、評価には「懐かしさ」が加味されていると思います。 僕たちが子供のころはやったフランス製ギャング映画。 1970年の制作ということですから、当然、劇場で見たわけではなく、たぶん、テレビの洋画劇場で見たんだろうと思います。 あの時代はアメリカでコッポラが『ゴッド・ファーザー』を撮ったりして、暗黒街物の隆盛だったんでしょうね。(実は『ゴッド・ファーザー』は1972年で『ボルサリーノ』よりあと。でも、テレビの洋画劇場だから…) アラン・ドロンとジャン・ポール・ベルモントという2大スターの競演が呼び物だったんでしょうね。 今見ると、いかにも絵にかいたような男の友情が鼻に着くところもありますが、なにしろ美男子と男臭い男の友情であるからして、「絵にかいたようなもの」が、かえって「見て」楽しい映画になっちゃっているのです。 下積みからのし上がって頂点を極めたところで凋落していくという物語はこういう暗黒街物にありがちなストーリー。 そういえばビートたけしの『アウトレイジ』もそんな話だったっけ。 チンピラどものすることだから、当然、良識ある僕らが真面目に考えながら見ると、例えば、敵の顔役をやっつけるために魚市場を混乱させるやり方は、結局、魚屋のおかみさんたちを困らせるだけで、悪いことでしかないんですよね。 アラン:ドロンだからって許せないでしょ。 相手の顔役のあくどさが描かれていれば、主人公たちへの共感度もアップしたのになぁ、と残念に思った次第。 でも、ラストのジャン・ポール・ベルモンドが殺されるシーンは、わかっていながらも哀しくなりました。

  • sec********

    1.0

    ごくごく普通のギャングもの。

    オープニングで、出所して車に乗り、 降りたら着替えてました。 内容は、あっそうですかくらい、 時間つぶしにはいいかも。 テーマ音楽が、スティングと似てる。

  • shinnshinn

    5.0

    二大スターがっぷり四つ。

    プロローグの刑務所から出て来たばかりの前の男(ドロン)と今の男(ベルモンド)との間で、右往左往する女(情婦)のエピソードだけで映画のつかみはOKな感じです。 1930年代のマルセイユが舞台のギャング映画(今はもうギャング映画とか言わないのかな?笑)。当時のフランス2大スター、アラン・ドロンとジャン=ポール・ベルモンドが初共演という事で話題になったのではないのか。 チンピラの二人が手を組んで裏街道でのし上がって行くお話。フランスの様式美を軽快なピアノの旋律と華麗な衣装で楽しむ映画。伊達男のドロン(やっぱ、いい男だわぁ)とタフガイのベルモンド(中坊男子にはこっちの方が人気でした)がスクリーンで火花を散らしています。題名のボルサリーノはフェルトでできた紳士用高級ソフト帽であり、一旗揚げてそのイタリア製のボルサリーノでもかぶろうぜ!という意味あいが込められているらしい(淀川長治氏談)。 映画の色調で言えば「ゴッドファーザー」のような重厚感はありません。「仁義なき戦い」のような泥臭い臨場感もありません。実録もの、ドキュメンタリータッチでもありません。あくまでも野心家の若者二人がダンディに決めながら元気いっぱい暴れまわる活劇であり、リアリティよりはレトロ感やノスタルジーを重視しています。二大スターの見栄を切る合戦を楽しむ、つまりお祭り的な映画です。監督さんも、ほぼ同期(ライバル)のこのお二人には、カット数やカット割りなどの公平性にも気を使っているのか、明確にどちらが主演とはいえない仕上がりになっています。 とことん美しいドロンを楽しむもよし、いかにも粗削りで男っぽい味わい、お鼻の大きなベルモンドを楽しむもよし、お客様次第でございます。 昔から二大スター共演の企画は名ばかりのものや、ベテランスターと若手スターのかみ合わせが不発に終わるなど、失敗作も多いのだけれど、本作は割と上手く行っているのではないのか。「コールドマウンテン」が成功したひとつの理由に、「私ってキレイ、ウフフ」なニコール・キッドマンと、「お芝居で勝負よ!女優なんだから」のレネー・ゼルウィガーのいい意味での化学反応があったのではないのか。レネーはちゃっかし助演女優賞を獲ってましたね・笑。とにかく、二大スターものはハマルといい相乗効果のときもある「スティング」とか「パピヨン」とか、昔なら「リバティ・バランスを射った男」とか。 ちなみに本作には続編もあるのですが、ベルモンドが出演していなかった分、パワーダウン感は否めませんでした。

  • bar********

    4.0

    マルセイユのギャングスター

    アラン・ドロンとジャン・ポール・ベルモンドの共演が見られる今作ですが、エンタメの王道ギャングもの、といった映画です。 心ゆくまで二人の演技を楽しめます。物語は凝ったものではありませんが、その分シンプルでおもしろいです。どんどん街のボスに近づいていく二人。この高揚感と哀愁、というんでしょうか、その二つがないまぜになったのを、よく演じています。 ただ、演出面ではたいしたことありません。 二人のスターがいると、やっぱり難しさがあるんだと思います。カメラも基本的にぬるぬる動いて、二人の姿をつねに真ん中に捉えるようにしています。そのために奥行きを欠いていますし、それに均等に二人の姿を映さなければならないという宿命のためか、それぞれたった一人で主演をやれるドロンとベルモンドの魅力を半減させてしまっているところがあります。 主演である二人以外にも、とてもいいキャストを用いているように見受けられました。渋くって、セクシーで、雰囲気がある。ちょっともったいなさまであります。これだけ格好いい男たちが共演しているのに、ただのエンタメものかと。 ギャングといえば、やっぱり「成功」ですよね。成功してゆくところが面白いんです。でもその陰で仲間が死んでしまったり、反目があったりと、シリアスな映画だとそこもきっちり描いていきますが、この映画はそのあたりはかなりマイルドに表現されています。 これはとにかくドロンとベルモンドをいかに魅力的に描くかに焦点を置いているからだと思います。ただ、やっぱりこれでもかといわんばかりに、二大スターの共演の難しさをまざまざと見せつけられた、そんな映画でした。

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
ボルサリーノ

原題
BORSALINO

上映時間

製作国
フランス/イタリア

製作年度

公開日

ジャンル