あらすじ・解説
解説:allcinema(外部リンク)
作品レビュー(6件)
- カーティス
2.0点
伝説の怪物「ホワイトバッファロー」との戦いを描いた異色の西部劇。実在の人物であるワイルド・ヒル・ヒコックとクレイジー・ホースが、幻の白い野牛に挑むというストーリー。 ストーリーだけ聞くと『ジョーズ』の西部劇版みたいで興味をそそられます。実在の人物が怪物と戦うというところもなかなかの燃えポイント。 しかし、実際はというと、ホワイトバッファローは最初と最後にちょこっと出てくるのみ。全体像がなかなか出てこないのはいいとして、『ジョーズ』のように「この野牛は普通とは違うぞ!」と思わせるような演出が皆無なので、存在感がまるでありません。実在の人物たちを共演させるための出汁に使われたような、そんな印象を受けます。 じゃあ人間ドラマが面白いかというと、そうでもないので困ってしまいます。ヒコックがホワイトバッファローを追う理由があやふやですし、ヒコックとクレイジー・ホースが打ち解ける件がかなり唐突です。カスター将軍やキム・ノヴァク演じるかつての恋人が出てきたりするものの、その後の展開に活かされることもなくその場その場で使い捨てられていくので非常に散漫に感じました。全体的にとても大味な出来で、これではヒコックもクレイジー・ホースもホワイトバッファローも浮かばれないでしょう。 さて、タイトルのホワイトバッファローですが、機械仕掛けの実物大モデルを使って撮影されています。作り物然とした見た目なのでとてもチープな印象を受けるのですが、前足をダイナミックに動かしながら雪原を疾走する姿はかなり迫力があります。それだけに前述の扱いの悪さが惜しいな…と思うわけです。 思えば『ジョーズ』のサメだって作り物感全開の代物だったわけですし、見せ方次第ではもっと印象に残る怪物になれたのではないでしょうか。
- 柚子
3.0点
ホワイトバッファロー、最後の一頭… 娘をバッファローに殺された原住民の男… 供養のため、執拗に追いかける心理は、わかる だが、肝心の主人公、ブロンソンは ??? ホワイトバッファローとの死闘の、夢… 繰り返し見る夢が、予知夢? 何か、恨みでもあったの? どんな作品でも、動物が虐待されるシーンは、不快 まあ、作り物の怪物バッファローなので、そう目くじら立てるほどではないんだけど、可哀想だなぁ~と思ってしまう
- スーザン
3.0点
ワイルド・ビル・ヒコックは実在の人物。 彼がなんで幻のホワイトバッファローに執着するのかよくわからんが、ブロンソンなので何でも許す。
- iko********
5.0点
tenguさん、なんかありがとうございます。 「グリズリー」かあ、あの頃「ジョーズ」の亜流と言われた傑作ありました。 筆頭は「オルカ」や、「シャーク、シャーク、シャーク」なんてのもありました。 「テンタクルズ」「キラー・ビー」「キラー・アーンツ」「スクワーム」なんてのも・・ でも異色なのでは、「ホワイト・バッファロー」かな。 西部劇なのにバッファローと伝説の男が戦うやつ。 なんといっても主役が、あの男のなかの男”マンダム”チャールズ・ブロンソンです。 キム・ノヴァク嬢も出てたのか・・それにウィル・サンプソン! インディアン系俳優といったらこの人ですよ。 「エクスターミネーター」か・・イイですね。ついでに「処刑ライダー」も。
- oce********
3.0点
タイトルにあるように白いバッファローを退治することに執念を燃やすガンマンの旅を描くB級もの。 B級ものとあるがチャールズ・ブロンソンが主演している。 老いも近いガンマンだが、何としても奴を仕留めるためなら仲間も切り捨てる。 途中に出会うインディアンとの厚い友情は中々良い。 演じるのが「カッコーの巣の上で」の、ウィル・サンプソンというのもピッタリ合っている。 問題は肝心のバッファローの方だ。 つくりが下手なのか怖さを感じないし、まるで戦いも盛り上がらない。これならガンマン同士が撃ち合っている方がよっぽど面白い。 そして一番の問題は地面に足がつかないことだ。チープさはまだ許せるが、この演出はないだろ(笑)
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